ゴールデンウィーク後半です。2日間のみ出かけることができるようになったので、除雪作業が終え昨日から開通したばかりの知床峠に行くことにしました。朝、インターネットで宿の空いているところを探し、「羅臼第一ホテル」に予約を取りました。
まず、ウトロに着いたら昼食に「一休屋」へ入りました。お客が多く随分待ちましたが、鮭の刺身にイクラのかかった丼はとても美味しかったです。会計の時、お店のひとが「親子丼でしたね」と言っていましたが、確かに鮭とイクラだから親子丼ですね。
知床峠は雲の中です(下の写真)。視界は10mちょっと。風も強く小雨が降ってとても寒い。せっかくの知床峠なのに何も見えず残念です。直ぐに羅臼側に下りました。羅臼側は雪が多く道路わきに高い雪の壁が迫っています。小雨が降っているので雪崩になって車ごと流されないか心配でした。
羅臼町まで下り、さらに知床半島の先端方向へ向かいました。下の写真はセセキの滝です。雪解けの水が多く滝も水量が多くなっているようです。滝は道路の傍に落下しており、迫力があります。道路の右側は海岸です。今にも土砂崩れしそうな地形です。
海岸にあるセセキ温泉です。ドラマ「北の国から」でロケ地になったようです。まだお湯がぬるいので入れませんが、7月になれば入れるようです。でもちょっと開放的すぎますね。
セセキ温泉からすこし半島先端側へ進むと相泊温泉があります。この温泉も海岸にあるため、冬の間に波が海岸の石を動かし温泉を埋めてしまいます。4月末に温泉の管理人が重機を使って石をどけたようです。夏になればこの温泉の上に小屋が建ちます。今でも入浴できますが、ここも周りから丸見えです。私が訪れた時には30代の女性が裸で入浴していました。この人、勇気がありますね。
相泊温泉から知床半島の先端側を撮りました。すぐのところには数軒の集落がありますがそれより先は通行禁止で知床半島の先に行くには船で行くか海岸を歩くしかありません。
知床横断道路に戻り「熊の湯」へ行きました。お湯が熱いことで有名な温泉です。この季節は木の葉がないので道路から男湯が見えてしまいます。もちろん写真では撮っていませんよ。
今夜は羅臼温泉の第一ホテルです。GWでどこも満室の中、今朝予約しても取れたのですから、ホテルにあまり期待はしていませんでした。でも、部屋は新しくて、温泉も白い硫黄泉で、食事も結構良かったです。一泊一人1万円なので十分満足しました。GWとはいえ羅臼への観光客は少ないので穴場ですね。ただ、隣に閉鎖した大きな廃墟状態の「知床観光ホテル」の建物が残っているのはイメージがよくないですね。
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