2011年10月30日日曜日

芽登温泉

足寄町の山奥に芽登温泉があります。美幌からだと100Kmちょっとの距離です。置戸町から足寄町へつながる道道88号線を南に車を走らせました。温泉の手前約3kmは砂利道ですが、道幅は広く不安なく走れます。写真は芽登温泉前にある橋とヌカナン川です。

この温泉はなんと100年以上の歴史があるそうです。山奥ですがお客も次々と来ています。

日帰り入浴料は500円。下の写真は男性用の内湯です。浴室は随分ときれいに管理されていました。単純硫黄泉ですが、あまり硫黄の臭いは強くなく、気持ち良いお湯です。左の小さな浴槽には「高温注意」の注意書きがあり、傍に置いてある撹拌棒でお湯をかき混ぜて入ります。ちょっと熱めですが最高のお湯でした。

露天は混浴でした。女性には女性専用の露天もあるとか。この写真は宿のHomepageから借りました。露天風呂にはシマフクロウの像が置いてありますが、数日前にはこの宿の前に本物のシマフクロウが来ていたそうです。

温泉から林道をさらに奥深く入ると糠南ダムがあります。

さらに山奥へ進むと、温泉から6kmのところに「巨岩の滝」の看板が立っています。車を停めて、林の中を100mほど歩き、川岸に下ると「巨岩の滝」があります。水量が多く、結構迫力がありました。こんな山奥では誰にも会いませんでしたが、エゾシカの家族には遭遇しました。
帰りには置戸町で勝山温泉「ゆうゆ」によって、もう一度温泉に浸かりました。。

2011年10月29日土曜日

仁頃山登山

北見市中心部から北西25kmのところにある仁頃(にころ)山へ登りました。標高は829mと低く、山頂にはテレビ塔まで立っているため、あまり人気のなかった山です。しかし、周りに山がないため、晴れると山頂からの眺めがすばらしく、最近は中高年の登山客が急に増えたようです。「仁頃」はアイヌ語で「木を持つ」の意味です。近くにはカーリングで有名な「常呂(ところ)」町がありますが、「常呂」の漢字は全く別でも発音は「仁頃」に似ています。「常呂」はアイヌ語で「湖を持つ」の意味だそうです。

仁頃山登山口へは、富里湖森林公園のそばを通って林道へ入っていきます。途中から林道はさらに狭くなり、車一台がやっと通れるくらいです。下の写真の「ふれあい橋」が登山口です。この橋の隣にある駐車場には、まだ誰も車を停めていませんでした。

橋を渡って左折し、奥新道のルートを登りました。登山道は広くて快適です。ほとんどハイキングの気分です。木々はほとんど落葉していましたが、いろんな鳥たちを観察することができました。写真はミヤマカケスです。

のんびりと野鳥を観察しながらのため時間がかかりましたが、それでも1時間半ほどで山頂に着きました。

山頂から見た富里湖です。遠くには北見市街もうっすらと見えています。本来なら、「東は知床、西は大雪、北はオホーツク海、南は阿寒」と360°の景色が楽しめるようです。本日は晴れていましたが、遠くは靄がかかっており、残念ながら遠くの山々はよく見えませんでした。

下りは奥新道から横断道へ入り、中央道で下りました。下の写真は横断道から中央道への移行部です。登山道は枯葉で厚く覆われています。

途中でアカゲラを見つけました。「コンコンコンコン」とすごい速さで木をつついています。アカゲラがつつく姿は初めて見たのでちょっと感激です。

少しだけ紅葉が残っていました。
帰りは端野温泉「のんたの湯」へ。登山後の温泉は最高です。
冬も登れる山なので、今度は冬に来ます。

2011年10月23日日曜日

携帯GPS

ちょっと前に買った携帯GPSです。携帯電話ではありません。Garmin社製GPSで、基地局の位置情報を使う携帯電話のGPSと異なり、カーナビのように人工衛星の電波を利用しています。ですから、携帯電話の電波の届かない山でも作動してくれます。
日本語の表示が可能なものは10万円近くするのでとても手が出ません。これは米国内で販売されている英文字版で、ずっと安く手に入ります。問題は、英語の操作マニュアルがあまりにも簡単すぎて、使い方が十分には説明されていないことです。地図データの入ったmicroSDを購入すれば簡単なのですが、出来れば安く済ませたい。国土地理院の無料の地図データを読み込ませるのに苦労しました。インターネットで、日本国内だけでなく米国のサイトまで情報を探して、どうにか使えるようになりました。


先週、トムラウシ温泉へ出かけたときの軌跡を地図上に重ねてみたのが下の図です。この地図のソフトはカシミール3Dという日本人の作ったフリーソフトで超優れものです。トムラウシ温泉近くは深い山の中で電波が届きにくいため、行きと帰りの位置が少しずれていますね。山から外れると、2回通過したところはほとんど一本線上に重なりました。

このGPSは登山用に購入しました。夏の登山ではほとんど必要ないのですが、冬は視界が悪くなると直ぐに迷子になってしまいそうだからです。こちらは低山でも雪が深く一面真っ白なので、険しい山以上に迷いやすいと思います。そんなに冬山へ行くつもりはありませんが、1回の山行でも迷ったら死につながります。近代的な装備はあったほうが安全ですからね。

2011年10月22日土曜日

美幌の紅葉

今週は町から離れることが出来ません。ブラブラと散歩しました。
ナナカマドの実がぎっしり。この辺りには本当にナナカマドの木が多いですね。

いつもの散歩コースです。美幌の町でも紅葉がピークとなりました。ということは、道東の紅葉はそろそろ終わり、ということでもあります。

遠くに出かけなくても、町の中を歩くだけで紅葉は充分楽しめます。


私の部屋の前にも・・・・。

2011年10月16日日曜日

トムラウシ温泉から新得町へ

「東大雪荘」の前にある川です。川の向こう側には登山口があり、「トムラウシ山」へ登ることが出来ます。そう、遭難事故で有名になった2141mの山です。来年は登りたいですね。

東大雪荘から、さらに細くなった砂利道を10分ほど車で登ると望岳台があります。晴れるとそこからトムラウシ山が見えるのですが、今日は山頂が雲の中でした。デコボコの山道を車で下っていると、野鳥がたくさん鳴いています。下の写真は「ミヤマカケス」でしょう。

雨が降ってきました。トムラウシを後にして、屈足(くったり)ダムの公園に寄りました。ダムのお蔭で予算が豊富なのか、広々とした綺麗な公園でした。


湯宿くったり温泉レイク・インの駐車場の紅葉です。その向こうには屈足湖(ダム湖)があります。湖の向こう岸には絶壁もあり、紅葉した風景は大分県の耶馬渓のようです。

新得町へ来たからには有名な「新得そば」を食べないと・・。さっそく、「新得そばの館」へ行きました。団体客がいたため、お客が多く順番待ちです。北海道は良い蕎麦がたくさん取れるのですが、そば殻を除いて作った白いソバがほとんどです。私は、どちらかというと信州そばのような田舎ソバが好きです。でも、さすがにここのソバはコシがあって美味しかったです。
次に、「共働学舎新得農場」へ行きました。ここはかなり町はずれの林の中です。レストランはヨーロッパ風で、窓からは羊が見えます。出来ればここのテラスで、一日じゅう本を読んでいたくなります。チーズが有名で、国際コンテストでも銀賞を受賞してるそうです。5種類のチーズを試食して、気に入った2種類を買い、持ち帰りました。やはり本物は美味しいです。でも、美味しいチーズには美味しいワインが欲しくなります。残念ながら家にワインはなかったので日本酒で味わいました。

2011年10月15日土曜日

トムラウシ温泉東大雪荘へ

紅葉の季節となりましたので、いつかは訪れたいと考えていたトムラウシ温泉東大雪荘へ行くことにしました。車で4時間の行程ですが、寄り道しながらなのでもっとかかります。
下の写真は鹿追町のカントリーホーム「風景」です。ここで「スロウバーガー」1000円を食べました。久しぶりに美味しいものを食べた気がします。美幌町にはマクドナルドの店さえありませんからね。ここのバーガーは分厚いハンバーグで、ナイフとフォークを使って食べるタイプです。



店の前にはセントバーナードと下の写真のシェルティがいました。シェルティは、私たちが以前14年間も飼っていた犬と同じ種類で、ついつい亡くなった犬を思い出してしまいます。セントバーナードが私にじゃれ付いてきますが、大きな犬で力が強いので押し倒されそうになります。私のズボンによだれまで付けてくれました。このセントバーナードと、しばらく引っ張り合いの力比べをして遊んでいたのですが、別れ際にとても寂しそうにしていました。


トムラウシ温泉へ向かう途中の東大雪湖です。十勝ダムのダム湖です。周囲は紅葉がピークです。

トムラウシの小さな村を流れる十勝川です。川沿いは鮮やかな赤と黄色の色で染まっています。


途中から、砂利道となりますが、道幅は広いので心配ありません。これが目的地の国民宿舎「東大雪荘」です。こんな山奥ですが、とても立派な建物です。温泉は渓流の傍にあって、すべすべした良いお湯でした。宿泊の値段は9500円と安いのですが、食事は十分に満足できました。できれば、真冬にまた来たいものです。

2011年10月10日月曜日

秋の阿寒

今日は昼から「曇りのち雨」の予報です。でも、近くの紅葉を見に行きました。先ずはチミケップ湖です。

ここは来週あたりがピークでしょうか。でも、今日も充分綺麗でした。

次は、阿寒湖です。少し標高が高いので、紅葉が進んでいます。後ろの山は雄阿寒岳です。

阿寒湖近くの「滝見橋」です。まるでプロが撮影したような美しい写真ではありませんか。

雄阿寒岳登山口から見た阿寒湖です。

外来種で問題となっている「内田ザリガニ」でしょう。食べると美味しいらしい。

屈斜路湖です。ここは標高が低いので、紅葉はまだまだでした。1-2週間後にまた来ましょう。ここは、最高に紅葉が綺麗な所ですから。
帰りは津別峠を越えて、「森つべつ」の温泉に入りました。ここの「とろとろ」のお湯と、落ち着いた感じのホテルロビーが好きです。

2011年10月9日日曜日

秋の知床

今日も晴れ。知床の紅葉を見に行きました。遠音別川に寄って遡上している鮭を撮りました。

知床峠から見た羅臼岳です。この辺りは今が紅葉まっ盛りです。もう少ししたら、冬のため通行止めになります。

カムイワッカの滝です。連休のため、客がいっぱいでした。温泉の流れる滝ですが、この季節なので、水はかなりぬるめです。裸足になって、この滝を登っている人たちがたくさんいました。

知床五湖の一湖です。風がなく、湖が凪いでいたため、知床の山々が鏡のように湖に写っています。

今日は、網走まで戻って、「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」の温泉に入りました。ここは岩盤浴があり、お気に入りの温泉です。

2011年10月8日土曜日

秋の層雲峡

大雪山系の北端にある黒岳へ行きました。ロープウェイ、続いてリフトで上がると、先週降った雪が積もっています。

登山した人によると、山頂は30cmの積雪で、風が強く、まさに冬の山の天気のようです。私も山の準備をしてくれば良かった。

黒岳の麓の層雲峡です。まだ、紅葉は3分くらいでしたが、綺麗に色づいた木もあります。


層雲峡の滝です。
今回はじめて、朝陽亭の日帰り温泉に入りました。男性は7階の露天風呂と2階の大浴場に入ることが出来ました。露天は層雲峡の全貌を眺めることができる絶好の場所にありました。2階の大浴場は外の景色が全く見えないのですが、プロの設計によるものなのでしょう。露天風呂の絶景以上に、素晴らしい雰囲気を醸し出していました。さすが、人気の「朝陽亭」です。

2011年10月2日日曜日

阿寒富士登山

今日も晴れました。先日、雌阿寒岳に登った時、続いて阿寒富士に登ろうとしましたが、同行者が反対したため登れませんでした。今日は、阿寒富士だけを目標に、一人で登ります。下の写真の右の山が阿寒富士です。

オンネトーのキャンプ場側の登山口から登ります。途中、あまり急な所もなく、登りやすいルートです。

視界が広がると、眼下にオンネトーも見えます。

阿寒富士です。なんだか急に雲が出てきました。

隣の、雌阿寒岳です。

阿寒富士の山頂は、あられが降ったようで、雪のように固まって白くなっています。

山頂は、強い風でとても寒いです。急に雪も降ってきました。あまりに寒いので、昼食もとらず下山しました。

オンネトーです。紅葉が少し始まっています。

オンネトーに来たら必ず入る、野中温泉です。「幸せ」を実感することのできる温泉です。