2024年5月12日日曜日

東藻琴の芝桜

毎年5月は東藻琴の芝桜を見に行きます。
まだ満開ではないけれど7分咲きくらいでしょうか。毎年、この丘の上まで登るのにちょっと汗をかいてしまいますが、途中休むことなく一気に登れました。スキーで鍛えた筋肉がまだ衰えていないようです。


 芝桜のピンク色もきれいですが、遠くの緑も北海道らしくて美しいです。


何故か今年はやたらと「つくし」が芝桜の間からにょきにょきと頭を出していました。


東藻琴の道の駅でカレーライスを食べて、その後、久しぶりに知床へ行ってきました。
残念ながら、羅臼岳は雲の中で山頂は見えませんでした。雪も残っており風も強く寒かったです。


斜里から網走に向かって帰っていると、JR釧網線の電車が一台で走ってきました。一度は乗ってみたい路線ですが、こちらに来て14年経つのに乗ったことがありません。乗るのなら流氷の見える冬ですが、冬はスキーで忙しいのです。


出かけると、いつもどこかの日帰り入浴へ入るのですが、今回は行きつけの網走湖荘です。
下の写真は網走湖。冬の間はスキーばかりに行っていて、ここには来ていなかったのですが、知らぬ間に入浴料が700円から1000円に上がっていました。更衣室や浴場の洗い場も少し整備され良くなっていました。
泉質は大したことありませんが、40℃、41℃、42℃の3つの浴槽があるのがうれしいですね。私は42℃しか入りませんけどね。




2024年5月6日月曜日

GW 襟裳岬から浦河へ

GWの後半です。またもや、どこに行こうかと悩んでしまいます。結局、北海道にきて14年も経つのに一度も行っていなかった襟裳岬に行くことにしました。行くのに数時間運転するけど途中には何もないし、岬は強風がすごいと聞いていたので、これまで行く気になれなかったのでした。

2024年5月4日
この日は先週と同じ帯広のビジネスホテルに宿泊して、夕食も同じ居酒屋です。

2024年5月5日
朝、六花亭に寄って、お菓子を買って、先週に続いて朝食のため「バーガーキング」に行きました。食べた後は襟裳岬へ向かいます。直ぐに自動車道なので快適な道が続きます。終点で自動車道を降ります。大樹町に入ると、歴舟川の河川敷にはたくさんの人が集まっていました。大きな川の両岸に渡るロープには、括りつけられた無数の鯉のぼりが泳いでいました。さらに、広尾町を通過して海岸沿いを走ります。しかし、海岸は断崖絶壁のところが多く、襟裳岬までの間、細くて長いトンネルが数えきれないほど続いていました。トンネル走行中に、地震が来て津波が押し寄せたらトンネルの両側から海水が入ってくるので完全に死んじゃうなと、いやな想像をしながら走っていました。
襟裳岬は予想した以上に綺麗な場所でした。本当に風が強く、かなり寒いためダウンを着て駐車場から岬先端まで歩きました。岬周囲の海にはゼニガタアザラシ数匹が海面から頭を出していました。岬には「風の館」なる展示場がありましたが、大したことなかった。入場料300円の価値はないと思います。


 

襟裳岬からは北西に向かい浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」に向かいました。ここが今夜の宿です。第三セクターが経営している宿で広大な敷地内に立派なホテルがあります。しかも、第三セクターなので料金はかなり格安です。
下の写真は、AERUのホームページのコピーです。すごいでしょう。自治体設立ならではの規模ですね。この隣にはサッカー場や馬の厩舎と放牧地があります。


温泉はブラックシリカの入った人工温泉でしたが、日帰り入浴客がとても多く、ホテルの温泉というより町の公衆浴場という雰囲気でした。ここの温泉は当初ボーリングして温泉を掘り当てたという触れ込みだったようですが、業者はボーリングせず近くの沢の地下水を引き込んでいただけだったようです。そんないわくつきの温泉ですが、浦河町唯一の公共浴場のため日帰り入浴客が多いようです。


夕食はブッフェ形式です。料理の種類は普通ですが、それぞれはとてもおいしく感じました。



2024年5月6日
ホテル敷地内にある厩舎を見学に行きました。


現在、名馬は4頭いて、いずれもG1レースで優勝経験がある馬たちでした。活躍した馬たちは引退後、ここでのんびりと暮らしています。下の写真はナカヤマフェスタで2010年の宝塚記念で優勝し、同年、フランスの凱旋門賞で2着になっています。
日本の名馬としてはディープインパクトくらいしか知りませんが、ディープインパクトでさえ凱旋門賞は3位(その後、薬物使用で失格)ですから、ナカヤマフェスタはすごかったんですね。

このブログで私はseabiscuitの名前を使用していますが、「乾パン」のことではなくて、2003年公開された映画「Seabiscuit」がとても好きだったので使用しています。Seabiscuitは1930年代に実在した競走馬です。約20年前、仕事の重圧で落ち込んでいた自分ですが、たまたま観にいったこの映画の中のひとつのセリフに触発され、一気に重圧から解放されたのでした。競馬に興味のなかった私ですが、この馬の映画で私の人生は救われたようなものでした。

2024年5月1日水曜日

GW 帯広へ花見

例年ならGWもスキーですが、さすがに今年は気温上昇で雪が少なくなりました。ゲレンデのコンディションが悪いのでスキーは諦めました。せっかくのGWですが、考えてみるとスキー以外で行きたいところは思い浮かびません。で、とりあえず帯広の桜を見に行きました。

2024年4月27日
昼からのんびり出かけて鶴居村の「夢工房」に泊まります。
ここは今回が3回目の宿泊。GWというのに宿泊客は私たちだけでした。予約も直前に取れました。まだまだコロナの影響があるんですかね。コロナ前はGWはどこもいっぱいで直前に予約なんて取れませんでしたけどね。
夕食後、少々アルコールが入っていましたが、2階のロビーで一人パソコンに向かっていました。前日に突然原稿の依頼があったのですが、ロビーは一人だけだったので集中して書き上げました。あとは推敲を繰り返して、他人にチェックしてもらえば数日で完了です。


 
2024年4月28日
帯広市内にある川の傍の桜です。パークゴルフ場なのですが、あまりに桜がきれいで花見に来ている人ばかりです。北海道は桜の下で宴会はしないので静かな花見です。




夜は帯広駅前の安いビジネスホテルに泊まり、行きつけの居酒屋で飲みました。

2024年4月29日
すっかり気に入った「バーガーキング」まで行って朝食です。ジャンクフードだけどやっぱり美味しいですね。朝10時開店ですが、開店を待ってたように次々とお客が来ていました。

さっさと自宅まで帰ろうとしたら、突然カーナビの画面が真っ暗になってしまいました。仕方なく、スマホをカーナビ代わりにして、次の目的地の音更(おとふけ)の道の駅を訪れました。お菓子の「柳月」の隣にあります。この道の駅、何でも完成したばかりで人気のようです。下の写真はNHKの連続テレビ小説「なつぞら」に使われた建物が道の駅にありました。これが東京にあれば目立つでしょうが、このあたりなら、あちこちありそうな建物ですね。。


再度、カーナビを起動したら突然復活しました。何が問題だったのかわかりませんが、無事美幌まで正常に作動してくれました。車も購入後8年が経過し、走行距離もそろそろ18万Kmになります。故障しても仕方のない時期ではありますね。

2024年4月14日日曜日

オンネトーと阿寒湖

4月13日
今週末も気温は高い。さすがに気温が19℃ではスキー場に行く気になりません。
スキーのため、いつも金曜の夜、仕事後に旭川まで運転していました。スキーに行かないと、冬の夜の危険な運転から解放されたという、ほっとした気持ちもあります。
私の好きなオンネトーは冬季道路閉鎖していたのですが、幸い昨日開通したので行ってきました。この時期、湖の氷はまだ凍っています。知らぬ間に湖の展望台は新しくなっていましたし、湖畔にあったトイレも撤去され、駐車場となっていました。


私はオンネトーにある野中温泉が大好きなのですが、温泉が熱すぎるのも事実です。熱いのが苦手な妻の意見で弟子屈の川湯温泉まで行きました。最近、川湯ではいつも「欣喜湯(きんきゆ)」に行っています。欣喜湯の泉質は強酸で最高です。39℃、40℃、42℃の3つの温度が選べますが、私は42℃の温泉がお気に入りです。熱い温泉が好きなんて皮膚の知覚障害なのかもしれませんね。

下の写真は阿寒湖畔から弟子屈へ向かう道路の途中で撮った写真です。右の山が雄阿寒岳、遠く左に見えるのが雌阿寒岳で、その左端の一部雲がかかっているのが阿寒富士です。

川湯温泉には星野リゾートが進出してきますが、その進出予定地では廃墟になっていたホテルが完全に取り壊され更地となっていました。星野リゾート進出で川湯が温泉地として復活すると良いですね。

屈斜路湖のコタンにはまだハクチョウたちがいました。GWまでには皆シベリアのほうへ北上します。


4月14日
またまた阿寒に来ました。今回は阿寒湖畔温泉です。ホテルニュー阿寒の日帰り入浴を利用しました。下の写真がホテルニュー阿寒です。屋上がプールのような温泉になっていて、水着を着て男女共同で利用できます。ここはインフィニティ風呂で温泉と阿寒湖がつながって見えます。また、雄大な雄阿寒岳がとても圧巻です。




2024年4月7日日曜日

旭岳スキー場


2024年4月6日(土)

今週末は好天続きの予報ですが5月中旬並みの暖かさになるようです。東川の最高気温は4月6日が13℃で、4月7日は18℃の予報だったかな。旭岳といえども例年なら4月末か、せいぜい5月3日くらいまでしか滑れません。その後は黄砂か花粉か知りませんが先週そうだったようにスキー板にブレーキがかかってしまいスキー場自体がクローズします。ですから5月中旬の暖かさというのは絶望的な気温です。

ところが、4月6日は先週よりずっとスキー客は多かったです。気温は高いのですが、好天なので皆やってきたようです。

下の写真は、凍結した忠別湖(ダム湖)から見た旭岳(右端の高い山)です。こちらの山に向かいます。

 下の写真はロープウェイ山頂側の姿見駅から見た旭岳です。雪が降ったので旭岳は先週より真っ白で美しい。

下の写真はAコース開始点からの眺めです。壮大な雪景色を眺めながら滑降するのは日常生活では味わえない別世界の快感です。

4月6日は思いのほか雪質は良好で、昼過ぎになってもほとんど問題なく、気持ちよく6回も滑りました。ただ、最後はDコースの終わりで一カ所のみブレーキのかかる場所がありました。

4月7日(日)

朝、駐車場に着いた時から、雪が解けており駐車場は水浸し状態です。さすがにこれはいやな予感です。1本だけ滑って帰っていく人がちらほらいるので、その内の一人にスキー場の雪質の状況を聞いてみました。すると、上半分は問題なく滑れるけど下半分はブレーキがかかるとのことでした。もう今日はやめて帰ろうかなと思いましたが。せっかく来たのでロープウェイ片道1回だけのチケットを購入して滑りました。その結果、前半はべっとり凸凹の斜面でしたが、滑るのにはほとんど支障ありませんでした。しかし、後半はいろんなところで恐ろしく急ブレーキがかかります。木陰になっているところの雪面は、むしろガリガリに凍ったままで滑りすぎです。滑りすぎたりブレーキがかかったりの繰り返しで、あまりに危険なのでスピードを出さないで、ゆっくりカービングして下り1回滑っただけで帰りました。このまま高い気温が続くようなら、今シーズンのスキーは終わりになるかもしれません。できるだけ、あと2回は滑りたいのですが…。

下の写真は帰る途中に東川から見た旭岳(右端)です。左端は黒岳です。


帰りの旭川紋別自動車道では、対向車線で一台の乗用車が路肩の雪の壁にぶつかり車の前部分が雪の中にめり込んでいました。道路公団の人たちが車の中の人を窓の外から救助しようとしています。警察も救急車もまだ来ていませんでした。さらに、瀬戸瀬と遠軽の間でも事故があり自動車道が閉鎖となりました。なので私たちは丸瀬布で自動車道を降り、久しぶりに丸瀬布にあるマウレ山荘の日帰り入浴に行きました。すると、マウレ山荘は日帰り入浴は止めており、代わりに直ぐ近くに「ボッケの森」なる施設が建っていて、日帰り入浴できるようになっていました。

ここの湯質は本当にすべすべして素晴らしいです。マウレ山荘にはなかったサウナの施設もできていました。ただ、外湯と更衣室はめちゃ狭かったです。妻曰く「二度目はないな」でした。


2024年3月31日日曜日

カムイスキーリンクスと旭岳

3月30日 カムイスキーリンクス

明日、3月31日はカムイスキーリンクスの今シーズン最終日です。今日は気温もプラスでスキーウェアを着ていると暑く感じます。スキー客は先週よりさらに少ないです。でも、午前中の雪質はまあまあで気持ちよく3本ほど山頂から麓まで一気に滑りました。
カムイスキーリンクスのゲレ食で一番人気?のクッパを食べて、午後からダイナミックコースへ移動しました。すると、気温が摂氏5度くらいに上がったせいか、雪質がべっとりと重くなりコースも凸凹です。35度の急斜面なので、私は慎重に降りたのですが、妻はちょっと飛ばしすぎたようで、斜面の下のほうで激しく転倒しました。頭は打撲しなかったようですが、首と肩を痛め、顔面打撲し、吐き気が続きました。妻の転倒に関与したかどうかわかりませんが、前日から黄砂が日本全国に飛来しており、スキー場では雪面がわずかに黄色ががっていました。緩斜面を滑っていると黄砂による摩擦で突然急ブレーキがかかったようになり前に倒れそうになります。こうなるととても危険なのでスキーは中断したほうが安全です。直ぐに、旭川の宿まで帰りました。


3月31日 旭岳
旭川の街は朝から雪がぱらついていました。旭岳は雲の中だと分かってはいますが、途中から晴れないかなと期待して旭岳ロープウェイまで行きました。
途中の道は、雪で真っ白です。激しく雪が降り景色が真っ白になると路肩がどこなのか分かりずらく、とても怖いです。
 

無事、ロープウェイの駐車場にたどり着きました。しかし、雪は降り続いています。山頂もガスで全く見えず視界不良です。こんな時に滑っている人もいましたが、視界の悪い時にくねくねと滑っていると、私はめまい症状が出やすいので滑らないことにしています。





1回だけ滑ってさっさと帰っていく人たちもいました。私は、30分待っても天候が改善しないので帰ることにしました。帰りの道も、雪で真っ白ですが道路から外れないよう注意しながらゆっくり下りました。当麻町の「いちいの宿」の隣にある「和のみ」という一戸建ての家のようなレストランでランチを食べて帰りました。ウェイターもシェフも定年退職後のおじさんという感じのお店でした。


2024年3月26日火曜日

カムイスキーリンクスと旭岳スキー場

3月23日 カムイスキーリンクススキー場 
快晴です。こんなに天気が良いのに気温が上がる予報のためかスキー客は少ないです。駐車場の車の数はいつもの半分以下。ゲレンデはガラガラで、ゴンドラもほとんど行列はできていませんでした。おかげで待ち時間なくどんどん滑れました。


 午前中のゲレンデの雪質は少ししっとりで、カービングが良く効いてくれます。お客も少ないのでゲレンデは荒れておらず整備された直後のようです。午後になると気温が上がり雪はかなり重くなってきました。雪が重くなると、緩斜面のほうが凸凹を直に感じて滑りにくくなります。急斜面ではエッジを立てて勢いよく凸凹を突っ切るので、さほど滑りにくさを感じません。急斜面のゴールドコースやダイナミックコースでもスピードコントロールがしやすく不安なく滑れる最高のスキー日和でした。


3月24日 旭岳

今シーズン初めて旭岳にやってきました。まだ3月なのに山頂あたりは一部岩肌が露出しており例年より雪解けが早そうです。

この日、麓は気温がかなり上昇していましたが、さすがに旭岳はマイナスで雪はガリガリでした。斜度が急なところでは足に激しい振動が伝わり、膝の悪い私はかなり痛みを感じました。 下の写真のグループは日本のスキー板のブランドVector glideを履いている人たちの集まりで、昨日は私と同じくカムイスキーリンクスにいました。以前にも、ここ旭岳で見たことがあるのでこの時期に定例の合同セッションをしているようです。バックカントリーの得意な超すごい人たちで、この日も硬い雪質にもかかわらずオフピステの急斜面を滑っていました。


下はAコースの始まり地点です。遠くに見えるのかトムラウシと思います。


Aコースは斜度がある割に幅が約5mと狭く、初心者のころ初めて来たときは、とても怖かったです。転んでしまうと後ろから来る人の邪魔になるので、なるべく人がいなくなって滑っていました。慣れると景色も良くて最高に気持ち良いコースです。


3月になると標高の低いスキー場は次々とクローズしてしまいます。一方、旭岳の雪は4月末まで滑れそうです。