2019年9月29日日曜日

秋刀魚食べた

今年の秋刀魚漁は不振が続いている。先日、遠くまで漁に出かけて船が転覆してしまった。秋刀魚漁も命がけだ。釧路漁港でさえまだ秋刀魚は痩せていて小ぶりらしい。

もはや秋刀魚も高級魚と言われるようになってきたが、秋になると食べたくなる。そんなわけで今年も秋刀魚を食べに釧路市までやってきました。居酒屋は「瓢(ふくべ)」です。秋刀魚の刺身と塩焼きです。お酒は釧路の地酒「福司」。


美味しいお酒と魚があればそれだけで「しあわせ」です。

2019年9月22日日曜日

十勝岳温泉と旭岳

9月21日(土)、旭岳で初冠雪が観察されました。
この日、私たちは同じ大雪山系の十勝岳温泉へ行ってきました。標高1200mのところにあるカミホロ荘です。
カミホロ荘は2度目の宿泊です。部屋の窓からは山の麓に上富良野の町が広がります。


温泉は湯質に個性はありませんが、温泉は浴槽だけでなく床まで全部が木製で古風な雰囲気があります。
料理は色々ありましたが肉が予想以上に美味しかったですよ。それと、蕎麦も。刺身は鯛のような味のする淡水魚と説明を受けましたが、これは全くダメ。鯛大好き人間に言わせれば「鯛の足元にも及ばない」味です。


食事会場には世界地図と日本地図がありました。ここを訪れた人が地図上で自分の住んでいる町にピンを立てるのです。アジアが多いのはもちろんですが、思いのほかヨーロッパが多いと感じました。ヨーロッパの人は冬にスキーで北海道を訪れる人が多いためでしょう。美幌町にピンが立っていなかったので1本刺しました。


9月22日、出発の時に撮ったカミホロ荘の写真です。標高1200mのところにある建物とは思えない立派な作りです。


カミホロ荘のちょっと上には凌雲閣という宿があって、その宿のテラスからの眺めです。少し紅葉が始まっています。


十勝岳の辺りでは水蒸気が噴出していて、それがそのまま雲になっているように見えます。


さて、十勝岳温泉から旭岳へ向かいます。初冠雪したためか駐車場は車でいっぱいです。ロープウェイで姿見駅に上がります。姿見駅を出たところから撮った旭岳です。ずっと、雲の中でしたがわずかに山並みが見えた瞬間に撮影しました。


ほぼ冬山です。防寒はしっかりして来たのですが、山道は半分解けた雪のためべちゃべちゃで歩くのが大変でした。30分歩いて姿見の池までやってきました。


これが姿見の池。晴れれば池が鏡になって旭岳が逆さに映ります。


旭岳は雲の中でしたが、麓に降りると晴れていました。麓の東川にあるWednesday cafe&bakeでフレンチトーストを食べて帰りました。古い倉庫みたいな建物でしたが、味は本物で、次々と若いお客が来ていました。人気店のようです。

2019年9月8日日曜日

ホテル地の涯

今週はまたまた知床です。羅臼岳にはレンズ雲がかかっています。
ウトロから奥に入り岩尾別へ向かいます。ユースホステル辺りに車がたくさん停まっています。すると全速力で走り、車に逃げ込む夫婦がいます。やはりヒグマが出たようです。道路の左手から熊は出てきて道路を横切りました。右手の土手の上に丸く見えるのが熊です。子熊で150-160cmくらいかな。

子熊はそのまま右の斜面を登っていきました。丘の上の真ん中に黒く見えるのが熊です。


今日の目的は「ホテル地の涯」です。「ホテルちのはて」と読みます。知床半島の奥深くにあるホテルです。以前は食事の評判が悪かったのですが、最近は食事内容が豪華になり口コミ点数が跳ね上がりました。しかも、こんな山奥でもドコモが使えるようになりました。

ここの露天風呂は浴衣を着て入る混浴です。周りは森で、いつクマが出てきてもおかしくない雰囲気があります。野趣あふれる素晴らしい温泉です。
食事は3つのグレードがあります。私たちが注文した中レベルの食事でも、1人に毛ガニ1杯がついており、お腹いっぱいになりました。北海道に来てから毛ガニを隅々まで食べつくす技術だけは上達しました。

ホテル駐車場横にある「三段の湯」。数年前、私は羅臼岳登山後に、人目も気にせず素っ裸になって入りましたが、今回はお湯も冷えており温泉ではなくなっていました。


知床五湖の少し手前で右の道路に入ると砂利道が延々と続きます。8月は混雑するので自家用車が入れないルートなのですが、9月はカムイワッカの滝まで行けます。ここでは岩盤の上に温泉水が川となり流れています。皆、裸足になって途中まで登ります。

なんと、こんなところで職場の仲間に会いました。