2011年7月30日土曜日

オンネトー 湯の滝

きょうは曇りで山行は中止です。代わりに、オンネトーの「湯の滝」へ行きました。
今日のオンネトーは、とても綺麗なエメラルドグリーンです。

オンネトーの南端に、茶屋とキャンプ場があります。その先の駐車場から、南東に約30分ほど林道を歩くと、突然、「湯の滝」が見えてきます。下の写真は、途中、道端で見つけたエノキダケ(?)です。

滝は数条の水流が岩肌を流れていますが、この上にも同じような滝があります。雌阿寒岳の温泉水が岩の間から流れ出たもので、ぬるめの湯でした。上には湯の池があり、以前は温泉として入浴可能でした。ここの岩肌が黒いのは、微生物がマンガンを沈殿させているためです。このような場所は世界的にも類がなく「生きた鉱床」として貴重な場所のため、2000年に国の天然記念物となり、現在は入浴が禁止されました。

岩肌には苔が生しており、美しい純日本的な光景です。

まだ時間があったので、近くの「白藤の滝」へ行きました。冬と異なり、国道から車で林道へ入ることができます。1台しか通れない狭いデコボコの道を600mほどゆっくり走ります。林道終点の駐車場からは、急な坂を歩いて下れば直ぐに滝です。写真では、きれいな水が流れているように見えますが、実際は濁った温泉水で、あまり清涼感はありません。
野中温泉で日帰り入浴して帰りましたが、夜、再び津別の「21世紀の森」へ出かけました。キャンプ場には多くのキャンパーがテントを張っていました。大人数のグループも多く、みなさんバーベキューで宴会気分です。私の目的は、「蛍」です。キャンプ場に接した、小川に沿って、多くはありませんが、蛍があちこちで点滅していました。蛍の光をじっと眺めていると、なんだか心が癒されます。

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