先日、知床自然センターでマニュアルを買いました。
「ヒグマとの遭遇回避と遭遇時の対応に関するマニュアル 第2版」です。ちょっと長いタイトルで官僚的表現のように感じましたが、書いてある内容は経験に基づいた読みやすいものになっています。著者の山中正実さんは山口県出身で、私と同じ故郷です。地元の人より、内地の人のほうが、北海道の自然の美しさの虜になってしまうようですね。
私もヒグマに関しては、いろいろとネットで情報を集めていましたが、さすがにプロの意見には学ぶところが多かったです。このマニュアル、30ページで525円は高いけど、その価値は十分にありました。山好きの人なら、クマにあったことがなくても、きっとニアミスをしているようです。森がクマの存在を見えなくしており、クマのほうから遭遇を避けているそうです。知床財団では、年間400-600件ものヒグマ出没に対応しているそうで、その数の多さに驚きです。知床は本当にヒグマが高密度に生息している地域なのですね。
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