2010年6月9日水曜日

大分発美幌行 その④



兼六園は日本庭園最高の芸術作品






金沢のひがし茶屋街 実際に店として使用されています





白川郷を流れる庄川も美しい
吊り橋を渡る多くの人々



合掌造り 後ろの山と相まって美しい村です




富山県の砺波チューリップ公園

4月25日
当初は東北まで行って青森・函館間もフェリーに乗る予定でした。昨夜ホテルの部屋でインターネットでフェリーの予約状況を確認してみましたが、大分で確認したのと同じく希望する時間のフェリーは予約で一杯でした。よって急遽、新潟から苫小牧までフェリーに乗ることに変更しました。すると時間にかなりの余裕ができたので、今日は白川郷まで寄り道することにしました。先ずは電話で新潟のフェリーを予約。2段ベッドの4人部屋を二人で使用して下さいとのこと。これで一安心。まずは兼六園へ、ここも中国人観光客で賑わっています。庭園はどこから眺めても美しく、その構図が完璧と思いました。しかも実にきれいに手入れされており、管理の人たちの苦労の賜物ですね。次に、白川郷へ南下しました、高速の分岐点から1時間で着きました。山奥の田舎に突然広大な駐車場が現れ、観光バスと自家用車で埋め尽くされています。でも景色は美しく、後ろには雪をかぶった山々があり、流れの速い大きな川に掛った吊り橋を渡るとたくさんの合掌造りの家が並んでいました。合掌造りの家は見上げるように大きく重厚な建物です。維持するのは大変そうですが、日本の文化遺産として残す価値は極めて高いと感じました。再び高速で北に向かいました。高速のSAで砺波チューリップ公園のポスターを見つけ行くことにしました。日本でチューリップ栽培の始った地域だけに広大な面積にいろんなチューリップが植えてありました。ただ、今年は春になっても寒い日が続いたため、開花状態も3分くらいで本格的な時期はこれからのようでした。昨夜は金沢のルートインでしたので、今日は富山のルートインにしました。でも富山のルートインは小さくて古くて駐車場も離れたところでバツでした。夕食は近くの居酒屋に入りましたが、魚は生臭く、醤油のたまりもなくてがっかりでした。富山は山がきれいですが街自体は金沢に大きく負けていると感じました。
4月26日
富山市内は特に観光せず一路新潟へ向かいました。フォッサマグナの谷間を過ぎてSAで休憩。新潟市の手前の田舎町にある弥彦桜井郷温泉「桜の湯」で長い休憩。入浴料は岩盤浴と入浴で1500円くらい。岩盤浴が安い。私にとっては初めての岩盤浴でした。浴場も広く休憩所は、リクライニングソファのある部屋や、畳の広い部屋など施設は驚くほど充実していました。再び車に乗って新潟へ。新潟駅前のデパートのイタリアンレストランへ入りました。ちょっと高い。でも美味しかった。しかもスタッフにイタリア人らしい若い男性もいました。驚いたのは、来る客がすべて女性で、キャリアウーマンかモデル級の美人ばかり。何なのこの店?
食後はフェリー乗り場に行き、乗船する車の列に並んで乗船まで長い時間待ちました。船は約2万トンの大きな船です。34年前に東京から苫小牧のフェリーに乗ったことがありますが、この時は1万トンくらいだったような気がします。今回は乗用車以上に多くの数の大きなトラックが乗船していました。観光客は多くなくても貨物輸送で船の経営は成り立っているのでしょう。船の室内はゴム臭くて閉口しましたが、そのほかは快適でした。風が強くてデッキに出られなかったのは残念でしたが、予定時間きっかりに滑るように船は出港しました。妻はすぐに船内の大浴場へ。私は船室で山口県で手に入れた日本酒「獺祭」の新酒をチビチビと楽しみました。




2 件のコメント:

  1. 美幌まで直じゃなくていろいろ立ち寄って向かってるの?
    どれもこっちとは違って日本的な写真でいっぱいやね。

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  2. 引越しの時ぐらいしか裏日本を旅するチャンスはないですからね。日本の美しさも捨てたもんじゃないでしょう。

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