2010年6月7日月曜日

大分発美幌行き その②


因幡の白兎と大国主命の像です。


白兎が鰐鮫をだまして渡ったという海岸です。



鳥取砂丘


ラクダも乗れます でも、ラクダは寒そう



城崎の旅館の窓から

4月23日
 皆生から西に向かい、境港、三保の関の5本松へ一度向かい、Uターンして再び東へ向けて出発しました。日本海側の道路は狭くてなかなか速度が上がらず時間がかかります。白兎海岸で一休み。因幡の白兎は出雲神話なので出雲の近くかと思ったら、鳥取県にありました。この白兎は色が白いのではなくて、素足の、裸のという「素」を「しろ」と読むことから来ているそうです。昔の日本野兎は色は白くなかったようで、今の白い兎は国外から来たようです。
 次に、鳥取砂丘へ行きました。予想よりずっと広く圧巻でした。中国人の高校生の修学旅行や大人の団体客がたくさん来ていました。以後は、城崎に向けてただひたすら細い道をくねくねと走り、ようやく城崎の温泉街につきました。城崎は川を中心にして情緒ある街並みです。コンビニでじゃらんを買って、小さな温泉旅館に電話して予約を取りました。城崎は志賀直哉の「城の崎にて」で有名なところですが、京都に近いこともあり昔から栄えたようです。最近はむしろ客が減ってきたため、いろいろと街全体が協力して盛り上げているようで、熊本の黒川温泉に似た雰囲気のある温泉街でした。宿泊客は町内の7か所の公共温泉に入浴が可能で、浴衣姿で町内を温泉の梯子をしました。公共温泉はどれも広くて大満足でした。たまたまこの日は街のお祭りで出店がたくさん出ており、地元の若者もたくさん集まっていました。黒人の若い美人女性が高校生と一緒にいたので、妻が話しかけたところ、高校の英語の先生として来ているようで、アメリカに帰国後は医学部に行くんだと言っていました。アメリカの医学部は、一般的には他の学部を優秀な成績で卒業した大学生が入るので、この女性も大学を卒業しているのでしょう。また、アメリカの大学はお金がかかるので、日本で稼いでから医学部へ入学するのでしょうね。
 城崎は是非また訪れたい温泉街でした。

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