2009年10月22日木曜日

革靴の水洗い

米国のバーモント州バーリントンという人口3万人の町で暮らしたことがあります。冬はもちろん寒いですが、夏でも乾燥しているので汗をかきません。乾燥気候の問題点は皮膚が乾燥肌になって痒くなります。でも良い事は靴が全くむれないので、靴が全く臭くなりません。一方、日本はきわめて多湿のため私の靴は新品を買っても1~2ヶ月でなんだか臭ってきます。もともと、靴は西欧の履物ですから、日本には適していないのでしょうね。靴の臭いは靴の中のばい菌によるというので、薬屋へ行って消毒用のエタノール500mlを購入しました。そして革靴2足にトクトクと流し込みました。エタノールだから直ぐ乾くのは予定通りでしたが、茶色の革に変な模様がついてしまったのは予定外でした。でも、すっかり臭いが消え大変満足したのですが、一回の使用で直ぐだめになりました。次に、試みたのは革靴の水洗い。靴洗い用の柄のついた「たわし」を購入。お風呂でごしごし子供時代に運動靴を洗ったように、洗剤で中敷と靴の中を泡だらけにして洗いました。聞くところによると革靴用水洗い洗剤というものもあるようですが、私はボディシャンプーのDoveで洗いました。とても綺麗になり大満足。天候に恵まれ、ベランダに干して二日で完全に革まで乾燥しました。一日間を空けて本日で2回目の使用。今のところ臭くならない。できれば2週間は持ってほしいところですね。確認のため靴の臭いを嗅ぐ私の姿を見て、妻は私に向かって「バカ」の一言。北海道は乾燥していそうだから、こんな苦労をしなくても良いのでしょうね。

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