土曜は宿から幹線道路に出るまで、積もった雪の中を泳ぐように車体を左右に揺らしながら進みました。サホロスキー場はまあまあ晴れていたのですが、風が強くてリフトが止まりそうとの考えからトマムに1時間かけていきました。ところが、トマムの駐車場はガラガラです。トマムも風が強くて中心となるゴンドラやリフトは運休していました。一部、ホテル側のリフトが動いていましたが、風が強くてめちゃ寒そうです。高いリフト代を払って滑るコースでもないと判断し、この日はスキー中止にしました。
トマムのツインタワーのホテルは相変わらず大盛況のようでした。ずいぶん前に夏と冬に宿泊しましたが、このホテルは構造的に火事になったら逃げ場がないと思いました。また、レストランはめちゃくちゃ混むし、大浴場へはバスに乗っていかねばならないです。さすがにうんざりしてその後は宿泊していません。今回もホテルのフロントはかなり混んでたし、問題点は解決されていないようでした。
今回は星野リゾートではなくトマムスキー場近くの安い宿にしました。グレイシートマムです。外から見ると西欧風のちょっと洒落た建物です。値段も2食付きで1万少々だからトマム近くにしてはとても安いです。
ところが、和室の畳はずいぶんと古くて、イグサがささくれて靴下にくっつきます。裸足で歩いていたら棘が刺さったような痛みを感じました。仕方なく、持参した使い捨てのスリッパを履いて畳の上を歩きました。トイレはウォシュレットなしで便座暖房もありません。風呂はユニットバスで身を縮めて入りました。夕食はジンギスカンで、北海道定番のメニューですが、妻は羊の肉が苦手です。安さゆえの問題も多く二度目の宿泊はなさそうです。洋室もあるのでそちらなら畳の問題はないでしょう。グランピングもあったのでそちらは新しくてよいのかもしれませんが値段は2倍のようでした。
日曜日、スキー場はガスっていましたが、トマムで滑ることにしました。すると、雲の間から青空も見え太陽の光が差し込むようになりました。前回の連休と異なり、外国人もかなり減ったせいか、リフトやゴンドラはほとんど待たずに乗れました。
雪は少し湿った感じでもはやパウダーではありませんが、エッジがよく効くのも良いもんです。ほとんどだれも滑っていない雪面や、整備直後のゲレンデを滑る機会もあり最高に気持ちよかったです。
ニセコと違ってトマムはどちらかというと上級者はほとんどいなくて初心者が多いです。特に、海外からの初心者が多くいます。狭いコースが多いので衝突に注意が必要です。
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