2012年3月11日日曜日

雌阿寒岳

今日も阿寒ネイチャーセンターのツアーに参加しました。今回は、特別に企画したルートに、参加者を募集してのスペシャルなツアーです。参加者のほとんどは阿寒町の人たちでした。雌阿寒岳の硫黄鉱床のために作られた鉄塔などの痕跡を探検しに行くツアーです。国道241号線から樹林帯の中へ入り、雌阿寒岳へ向かって歩いて行きます。

長い樹林帯を過ぎると雌阿寒岳が見えてきます。山頂は写真の山のさらに奥になります。

途中には硫黄を運んだワイヤーと滑車が雪に埋もれています。昭和30年ころに廃業となったので、50年以上も前のことです。ワイヤーが滑車から外れていないのがすごいですね。

ワイヤーがつるされていた鉄塔です。手前の鉄塔は倒れています。ここは標高1050Mで5合目くらいです。

今日の山行はここまでです。山頂へは行きません。標高1100Mくらいまで登りました。

下りのために、しっかり「ソリ」を準備していた人が2名いました。さすが地元の人は遊び慣れています。

下の写真では解りにくいでしょうが、ここは斜度が約40度ある落差30Mの斜面です。皆でシリセード(ズボンのままお尻で滑ること)して、雪まみれになりながら一気に下りました。大の大人が子供のように無邪気に楽しんだひと時でした。

約7時間半の最高に楽しい山行でした。

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