2012年3月10日土曜日

ペンケトーとパンケトー

雄阿寒岳の麓には、昔、阿寒湖とつながっていたペンケトーとパンケトー(それぞれ、アイヌ語で「上の湖」、「下の湖」の意味)という湖があります。ここには、夏の間、藪が生い茂っており、一般の人は入ることができません。しかし、冬の間は藪の上に積もった雪の上を歩くことで訪れることが可能となります。でも、一般に公開されているルートではないので、阿寒ネイチャーセンターのプロのガイドに案内してもらいます。先日予約をしておいたのですが、幸運にも天候に恵まれました。双湖台の道路わきから森に入って行きます。入り口から見える雌阿寒岳と阿寒富士がとても綺麗です。


途中の森は自然のままです。下の写真はクマゲラ(キツツキ)が突いて開けた大きな穴です。クマゲラはこの辺りでも数が少ないのですが、鳴き声と突く音を聞くことができました。姿は、飛んでいるのをちらっとでしたが、見ることができました。その他、キノコや粘菌などについて、とても面白い話をガイドから聞きました。

下の写真は、凍結したペンケトーの湖の真ん中から撮りました。雄阿寒岳の山頂が綺麗に見えます。

下はペンケトーの北の端です。湖の上を歩いた私たちの足跡です。パンケトーを訪れたのち、この辺りでテントを張って昼食にしました。

下の写真はパンケトーです。この湖はかなり大きく、雄阿寒岳が見えるところまで湖の上を歩いて行きました。

帰りは雪になってきました。「晴れの景色」も「雪景色」も味わえてよかったです。写真はガイドのRYOさんです。テントの中で料理して頂いた暖かいうどんがとても美味しかったです。

帰りに車から見たペンケトーです。北海道の形に見えます。北海道へ来てからずっと訪れたかったこの2つの湖の上を歩くことができて、私には夢の叶った記念すべき日となりました。

帰りに津別町の温泉へ入りに行きました。途中で見つけたキタキツネです。

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