2012年12月19日水曜日

ナイタースキー

仕事後に一滑り。北見若松市民スキー場です。 この冬初めてのナイターでした。途中の道路は完全に凍っていて、こちらも滑る。

2012年12月16日日曜日

北見若松市民スキー場オープン

北見若松市民スキー場は3つのコースのうち一つだけオープンしました。早速、今日行くことにしました。

まずは、雪降るなか衆議院選挙に行ってきました。

コンビニでおにぎり食べてスキー場へ向かいます。今日も一面真っ白ですが先週と異なり運転に不安を感じるほどではありません。

スキー場近くになると道路の脇の雪をかぶった樹林帯が綺麗。

スキー場は雪が降っています。3つのコースとも雪が良好に積もっていますがオープンしているのは左端のCコースのみです。


リフトを降りたところから下を見降ろします。ここはBコースで人工造雪機が2つ置いてあります。
これまでは普通のカービングスキーでしたが、今年はフリースキーの板を購入し、今日が初滑りです。予想していたように曲がりやすいように感じますが、正直なところ、これまでの板との違いが良くわからない!要するに私は未熟者なのです。でも、緩斜面でスイッチ(後ろ向きの滑降)したら不安感なく滑ることができました。

1時間も滑っていたらめまいと吐き気がして体調不良となってきました。汗をかいた後に体が冷えて低体温症になったのかな?あるいは後ろ向きに滑ったりして、くるくる回ったのが良くなかったのかな?でも、早めに帰宅して暖かい風呂に入ったら治ってきました。

先日、ヤフーオークションで購入したビーコンが届きました。雪崩に埋もれた時に電波を発信したり、埋もれた人を探したりする装置です。雪山に入るための三種の神器と言われているものの一つです。これがあっても助かる可能性は極めて低いのですが、もって行くことが要求されるのです。
今日、十勝岳連峰の三段山で74歳の男性が山スキー中に雪崩で埋もれたようです。30年のベテランだそうです。10分後には救出されたようですが、意識がない重症だとか。ここ数日、大雪だったから、危険だったのは分かっていたのに大丈夫と思ったのでしょうね。パウダースキーでは空気の含有量が多いのですが、10分でも重体となってしまうこともあるのですね。なんだか冬山が怖くなってきましたね。

2012年12月15日土曜日

冬期閉鎖のオンネトー

昨日、オンネトーへ通じる道路が冬期閉鎖となりました。閉鎖されると行きたくなる「あまのじゃく」のわたし。新しいスノーシューを使ってみようと来たのに、雪が少なく長靴のままで十分でした。スノーシューはザックにくくりつけて行きましたが結局最後まで必要なかった。

てくてくと歩くこと30分余り。途中ひと組の夫婦に出会っただけ。今日は風も強くなくてとても静かです。「キュッ、キュッ」という私の足音だけが響きます。

オンネトーです。雪が随分積もっています。湖の向こうには雌阿寒岳と阿寒富士が見えますが空も白くて分かりにくい。

真白の湖面に赤色の坦々麺は映えますね。でも、このラーメン5分間も待たねばならないよー!
この季節、周りにラーメンの臭いをプンプンさせてもヒグマはやって来ない・・・たぶん来ない。
めちゃ寒い所で食べるインスタントラーメンはうまいべー。

凍結した湖面でも一部雪が積もっていない。そこには大きな雪の結晶のような模様が!
どうやってできたんでしょうね?

湖には誰もいない。オンネトー独り占め。やっぱり冬のオンネトーは最高だわ。
次回は、森を通るルートでまた来よう。
帰りは、もちろん野中温泉に浸かって帰りました。

2012年12月9日日曜日

美幌も大雪です

昨日から雪が降っています。車には大量の雪が積もり、駐車場も除雪しないと車が出れませんでした。写真は、すぐ近くのコンビニの隣の建物です。修理のために置いてあった多くのトラクターはみな雪の中です。

スキー場へ行こうかな、と北見に向かいました。ブレーキを踏むと車の天井にのっていた雪がどさっとボンネットに落ちてきます。ワイパーも凍った雪で重たそう。道路は真白でとっても危険。こんな日はスキーするのも大変なので、スキー場へ行くのは中止しました。

美幌の街は記録的な大雪です。歩道を歩くと深く積もった雪が長靴の上から入りそうで歩けません。

車道も歩道も真白で境界が良くわかりません。

こんな時は家の中でのんびりするのが一番です。でも、明日も雪が降り続けるようです。

2012年12月8日土曜日

芽登温泉

今日は北見若松スキー場のオープン日です。でも、ロープ・トウだけのオープンなので人は少なかった。インターネットで注文したフリースキーの板が昨日届いたので早速滑りたいところですが、今日は芽登温泉に行くことにしたので、スキーはお預けです。

置戸から山に入っていくと樹林帯は雪をかぶってとても綺麗です。

芽登温泉前の川です。

芽登温泉は山の中の小さな温泉です。宿泊もできます。見るからに経営は大変そうですが、こじんまりとした雰囲気が好きです。

露天風呂は川の傍にあります。北海道はやっぱり雪見露天ですね。お湯は温かくて、すべすべの湯質で私のお気に入りです。ここの内湯にある高温風呂は特に最高です。高温風呂が好きなんて「自分も年取ったんだなぁ」と感じます。

露天に入っていた時から雪が降り始めました。帰りはどんどん雪が降り、峠越えの運転は緊張しました。下の写真は峠を降りて置戸に戻った時のものです。降っている雪のため、すべてがぼやけて見えます。

北見市に戻ってスポーツ店のゼビオへ行きました。購入したフリースキーにホットワックスするための道具を購入しました。一番安いセットでも7790円もした。家に帰ってスキー板にワックスをかけたら、床がワックスの粉で大変なことになりました。ワックスをかけるのと同じくらい片づけるのに時間がかかりました。

2012年12月2日日曜日

美幌峠

私の風邪はますます悪化してきました。声も出なくなっています。一昨日、女房が大分県に帰ったので私一人なのですが、食べるものがない。冷蔵庫の中をゴソゴソさがしてリンゴを見つけかじっていました。なんだか自分が猿のように思えてきました。

今日はやたらと天気が良い。こんな日は黒岳でスキーしたら最高だろうなと思いつつ、午後の3時過ぎまで家の中で悶々としていました。でもやっぱり外へ出たい。解熱剤を多めに飲んで近くの美幌峠まで出かけました。

気温はマイナス5℃くらい。寒いけどこの景色を見ると落ち着きます。屈斜路湖の向こうには斜里岳が写っていますが小さくて分かりにくいでしょうね。

雪はまだちょっと積もっただけです。そのくせ風はつよくて寒い。

上の写真の中央の遠くを拡大すると摩周岳がはっきりします。

午後3時40分です。すでに日没しようとしています。北国の夜は早いのです。

明日から仕事なのに、しかも明日の夜には忘年会もあるのに私の体調は全く回復の兆しがありません。解熱剤の中毒になりそうだぁー。

2012年12月1日土曜日

オンネトーは凍結

昨日から風邪で体調不良。喉がひどく痛い。でも家にいたくないので解熱剤を飲んでオンネトーまで行きました。オンネトーへ通じる道路はすっかり雪と氷です。オンネトーの湖面もすでにほとんど凍結していました。

凍結した湖面には雪が積もっています。ちょっとだけ氷の上を歩いてみましたが、わたしの重たい体でも氷は割れません。でも今の時期、調子に乗って歩き過ぎると氷が割れて命取りになるので湖畔から5mくらいだけ歩きました。小心者ですね。

オンネトーにそって走る道も凍っています。ここで滑って車ごと湖に落ちてはみっともないので慎重に運転します。対岸にある「オンネトー茶屋」はすでに冬季閉鎖していました。さすがにこの時期には観光バスもこなくて静かです。もう少しすればオンネトーへの道路も閉鎖されます。そうなればいよいよスノシューが活躍します。スノーシューで来ると、誰とも出会わないことも多くオンネトーは静寂そのものとなります。

ちょっと、阿寒湖によってきました。こちらはまだ凍っていませんが、お正月には氷に穴をあけて釣るワカサギ釣りが始まります。この冬は頑張っていっぱい釣るぞ。


風邪引いて熱もあるのに寒さが心地よい自分でした。

2012年11月25日日曜日

黒岳スキー場で初滑り

ホテル朝陽亭は朝食も良かった。久しぶりに朝粥を食べましたが、思いのほか美味しかった。たまにはお粥も良いですね。
チェックアウトして黒岳ロープウェイ乗り場に行きました。駐車場は車でいっぱい。早速、スキーの準備をしますが、駐車場でスキー靴を履くのは寒い。しかも、久しぶりのスキーなのでなんだか準備に時間がかかってしまいます。
ロープウェイに乗って黒岳5合目に着くと、スキー場は気温マイナス11度、積雪190cmとの表示がありました。そこから約200m歩いてリフトに乗り7合目まで上がります。リフトから撮った下の写真では、正面の黒岳は雲で山頂が隠れています。でも、リフト脇の樹林帯は雪をかぶってクリスマスツリーのように綺麗です。

リフトを降りてゲレンデ方向を見ると、まだ雪の量は少ないですが白くなった山々が連なっています。

カラフルなスキーウェアを着た多くのスキーヤーが次々にリフトで上がってきます。

スキー客だけでなく、スキーやスノーシューで山頂まで登っていく人も多くいました。

ここのスキー場は最初が25度の傾斜です。しかも山なのでコースは少々デコボコしている。この冬、最初のスキーなのにいきなり25度かよと嘆きたくなります。思い切って滑り始めたところ、一瞬転倒しそうになりましたが、どうにか持ち直し最期まで無事滑ることができました。しかし、何度も滑っていると、さすがに大腿の筋肉が疲れ果ててしまいました。もっと減量が必要のようです。

とりあえずはこの冬最初のパウダースノーを楽しむことができました。来月からは北見市でも滑れるようになります。

2012年11月24日土曜日

層雲峡へ

ここ2年間、網走レイクビュースキー場のシーズンチケットを買っていましたが、今年は初めて北見市の若松市民スキー場のチケットを購入しました。「早割」と「家族割引」で一人23000円です。 高いチケットですが、これで思う存分滑れます。妻はチケット用に撮った写真の写りが良くないと不満たらたらです。

若松市民スキー場から、そのまま層雲峡に向かいました。北見市と層雲峡の間には「石北峠」という標高1000m以上の峠があって、冬はなるべく避けたい道路です。でも「一度は通らなきゃ」と思いやってきました。道路はすっかり雪で白くなっています。道路も広めで思ったより安心して運転できましたが、中にはどんどん追い越しする運転の荒いトラックがいて危険です。対向車線の大型トレーラーがスピードを出してカーブを曲がってくる時、後ろの荷台がスリップして対向車線に出てこないか不安になります。

下の写真の少し先が石北峠です。

峠を過ぎ、下りの道路は両側の樹林帯が綺麗です。スリップしないようエンジンブレーキを効かせながら下っていきます。とはいっても、結構とばしてて、夏とスピードはあまり変わらない!

層雲峡に着きました。今夜は「朝陽亭」に泊まります。人気のホテルですが、一泊2食付(バイキング)で一人7500円。この季節は安くなっていますね。バイキングも予想以上に良かったですよ。7階の露天風呂では吹雪の中を裸足で雪を踏みしめながら温泉に入りました。顔は冷たくて、体は熱くて、北国ならではの楽しい体験です。


2012年11月23日金曜日

知床五湖

知床五湖はあと数日で冬季閉鎖となるので、午後に知床まで行ってきました。この季節は知床五湖の入園料もいりません。今年の夏にはヒグマが頻回に出没していましたが、そろそろヒグマも穴に入り始めていると思います。

下の写真のような森の中へ入っていきます。少し雪が積もっていて寒いですが、汗も出なくて歩くのには丁度よい気温です。

五湖です。ほぼ完全に凍結して湖面には雪が積もっています。

倒木した樹木に雪が積もり一段と美しく見えます。

知床の山々にはすっかり雪が積もっています。残念ながら、山頂の方は雲がかかっていて見えません。

3湖の湖畔でエゾシカに出会いました。私を怖がることもなく草を食べていました。

1湖。ここもほぼ凍結して来ました。高架木道に上がると風が強く、顔が凍ってしまいそう。

5月中旬から7月末までのヒグマ活動期は、ガイドと一緒でないと知床五湖1周コースに入れません。ガイド料は5000円と高額です。これまで、いつも無料の高架木道で1湖ばかり訪れていましたが、今回初めてすべて湖を回りました。1周約3kmしかありませんので気楽に歩けました。暑い夏に回るよりこの季節の方が景色も綺麗と思います。

小清水ふれあいセンターの温泉で温まって帰りました。

2012年11月21日水曜日

美幌も雪

昨夜、突然雪が降ってきました。ちょっとだけでしたが、今朝も雪は残っています。
道路も凍っています。そろそろ冬用の靴に履き替えないと。

2012年11月18日日曜日

初雪です

斜里郡清里町の道の駅「パパスランドさっつる」の温泉に行ってきました。 美幌は「みぞれ」でしたが、清里町は雪が降っていました。うっすら地面は白くなりましたが積もることはなかったです。

パパスランドの温泉はアルカリ性単純泉ですが、すべすべ感もなく特に特徴のない湯質で露天もなかった。公共の温泉だから一人380円と安いのが売りかな。

二日酔いで今日はアルコールを飲む気になれなかったのですが、清里町の高級な焼酎が美味しいと聞いています。ここの清里町は長野県の清里とは関係ないらしい。隣の町の小清水と斜里の名前から一文字ずつ取ってつけたとか!

2012年11月17日土曜日

涛沸湖の白鳥たち

この頃、北からやって来る白鳥たちが、V字の隊形を組んで飛んでくるのを良く見かけるようになりました。日本へたどり着いた多くの渡り鳥たちが、先ず最初に羽を休めるのが網走の東にある涛沸湖です。 今日はここへやってきました。涛沸湖はあまり観光地として開発されておらず、観光客はほとんどいませんが、最近できた「水鳥・湿地センター」には地元の人が来ています。この建物の中から望遠鏡でバードウォッチングができます。今日は、白鳥やマガモがたくさんいました。鳥たちが頭を水の中に突っ込んで魚を採っている姿を見ているだけですが、なんだか癒されます。

灰色の白鳥は子供たちです。

親子でルンルン。

夜は、友人宅へ皆が集まり飲みました。暖炉に薪を入れて火をつけてくれました。暖炉のある家なんて、内地の人間は誰もが憧れるのではないでしょうか。「暖炉の炎」には心を癒す不思議な力がありますね。

カニと霜降り牛肉のしゃぶしゃぶ、新鮮な刺身ととっても豪華です。アルコールはビールにワインに大好きな日本酒「獺祭」まであり、美幌のどの居酒屋で飲むよりもずっと美味しかった。ちょっと調子に乗って飲みすぎたね。

2012年11月13日火曜日

トムラウシ山遭難

2009年7月にトムラウシ山で起きた遭難事故に関して、ヤマケイ文庫から「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」が、今年の8月に出版されました。この事故が起きてまだ3年しか経っていないのに、トムラウシ山の時と同じ旅行会社「アミューズトラベル」が、今度は中国の万里の長城で遭難事故を起こしています。 旅行会社の経営体質に問題があるのは言うまでもないでしょうが、登山愛好家としては同じような事故を起こさないように学ぶ必要があります。

トムラウシ山のツアー参加者は、報道されたような「軽装」しか準備していなかったのではなく、フリースやダウンまで持っていたようです。しかも、60歳代の高齢とはいえ、月に2,3回も山に登っている経験豊富な元気な人たちでした。しかし、彼らは、凍死してしまう状況にありながらダウンをザックに入れたままでした。ここに、遭難に至ったヒントがあるようです。

遭難した時は、気温が5℃前後で風速は15mから20mです。体感温度はマイナス10度で、彼らは、とても寒かったことでしょう。しかし、こんな状況下でアウタージャケットを脱ぎ、フリースやインナーダウンを着て、再びアウタージャケットを着るのには大変な勇気がいります。何故なら、アウタージャケットを一時的に脱ぐだけでも凍るような寒さに襲われるからです。しかも、団体行動していたら他人を待たせることになりついつい遠慮してしまうかもしれません。そうして知らぬ間に低体温症が進み、意識が朦朧となってくると、「着替えなくては」という考えも浮かばなくなるようです。

 私は、北海道の山は異状に風が強いという印象を持っています。夏山では、これまで何度も「さむい!」と感じましたが、私も着替えたことは1度くらいしかありません。ちょっとした判断ミスが生死を分けるようです。山を登る人は、是非この本を読んでみて下さい。