2025年9月26日金曜日

機械式時計を買った!

2025年7月

Apple watchのSeries10を愛用していました。時間は正確だし、その他の機能が盛りだくさんで、いろいろなアプリを使用していました。とても便利で機能的には申し分ありません。ただ、ディスプレイに映し出される時計は実に味気ないと感じます。最近、腕時計に関する本を何冊も読んでいます。すると、やはり機械式時計が欲しくなります。正確性では電波時計やクオーツ時計に軍配が上がりますが、時計好きは皆さん機械式に嵌るようです。機械式も値段はピンからキリまであって、雲上ブランドと呼ばれるものは高級外車が買えるほど高価です。当然ですが、高い時計を買うようなお金はありません。そんな時、スイス製のTissotが10万円台で買えて、しかも、精度がかなり良いという情報を得ました。TissotならGentlemanという名前の製品にしようと決めていました。この時計のやや幅広のベゼルが気に入ったのです。そんな時、8月1日からTissotが値上げするという情報を7月31日に知りました。ここ数年、すべての腕時計が毎年どんどん値上がりしています。そこで、7月31日の夜23時頃にTissotのホームページでGentlemanを思い切って購入しました。8月1日から5000円だけ値上がりしました。


上の写真が届いた腕時計です。文字盤の色はブルーが良いと思ったのですが、ブルー文字盤にはなかった十字のラインが、新しく出たグリーンの文字盤には入っていて、カッコいいと感じたのでグリーンにしました。

仕事中はApple watchを使用し、仕事以外ではTissotを着用しています。一番の関心は歩度ですが、日々、電波ソーラー時計と比較して日差を記録しました。当初、日差はマイナス4.5秒でしたが、段々良くなりマイナス2.8秒まで改善しました。マイナスなのが気になりますが期待以上に正確でうれしくなります。改善してきたのは気温が30℃を下回るようになってきたからと思います。遅れ気味なのはゼンマイの巻きが不足なのも原因の一つと思い、使用しない昼間はwatch winderを使用することにしました。すると、ゼンマイは巻かれますが、winderでの姿勢が悪影響するのかますます遅れました。他の人の意見を聞くと、夜間、机の上に文字盤を平置きにすると進みぎみになるようです。私も夜はそのようにしたところ、毎夜1秒だけ進み、遅れを少しだけ挽回しました。ここ最近の12日間では総計3秒だけの遅れなので、日差はマイナス0.25秒と驚異的です。ただ、最近気温の低下に伴い日差+1秒となってきており、これから冬にかけてますます進みやすくなるのではと心配しています。でも、個々の時計の癖を知れば、使い方を工夫することで、多少進めたり遅らせたり調整することができそうです。買ったばかりなので日々の変動は大きくないですが年数がたつと変動幅が大きくなるかもしれません。スイス製の機械式腕時計で最も安いランクのTissotがあまりにも正確な時を刻むので、高級時計への興味が薄れました。オメガやグランドセイコーは100万円以上するものが多いですが、必ずしも日差がこれほどまで小さな値ではないと思われるからです。しばらくは日々の日差に一喜一憂しそうです。




 

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