待ちにまったスキーシーズンの始まりです。12月23日、富良野に来ましたがスキー場は山全体が厚い雲の中です。こんな状況でも滑っている人はたくさんいましたが、地元の人の車は少なく、中国人を主体とした遠くから来た人で一杯でした。ガスの濃い日は足元は見えず空も雪面も真っ白でどちらが上かわからなくなります。交互に体を傾けて滑っていると私はすぐに車酔いの状態になるためこの日のスキーは断念しました。夜、北の峰にあるKOKOという居酒屋へ行きました(下の写真)。富良野もニセコのように外人が増えてきたため横文字のお店が多くなってきました。この居酒屋はしゃぶしゃぶが人気のようですが、私は普通のメニューで注文しました。特別美味しいわけではありませんが、自分のスマホを使って注文するスタイルで値段はリーズナブルでした。お客もほとんどが中国系の人たちでした。夜は「ホテルムニン富良野」に泊まりました。「ムーニン」ではなくて「ムニン」です。北欧神話でのワタリガラスで「記憶」を意味するようです。料金は高い宿なのですが、オーナーが中国人のためかお客も中国人と東南アジア系の人ばかりでした。日本人はいなかったです。
富良野ゾーンも1本だけ一気に滑りました。ゲレンデはあまり荒ておらずとても気持ちよく滑れました。問題は再び山頂へ行く時です、第一高速リフトが動いておらずロープウェイに乗らなければなりません。乗り場には長い待ち行列が伸びています。ロープウェイの中で聞こえる会話は中国語がほとんどで、英語がちょっと、日本語は聞こえませんでした。連絡コースを滑って再び北の峰ゾーンに戻ります。北の峰も山頂までのゴンドラはまだ動いていないので、リフト2つを乗り継いで中腹まで上がって、そこから麓まで繰り返し滑りました。北の峰の麓側は傾斜が緩やかで気楽に滑れます。シーズン初めに滑りの感覚を思い出す練習をするにはちょうど良いコースです。午後になると青空が広がってきたのにスキー客は減ってガラガラになってきました。
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