2012年11月25日日曜日

黒岳スキー場で初滑り

ホテル朝陽亭は朝食も良かった。久しぶりに朝粥を食べましたが、思いのほか美味しかった。たまにはお粥も良いですね。
チェックアウトして黒岳ロープウェイ乗り場に行きました。駐車場は車でいっぱい。早速、スキーの準備をしますが、駐車場でスキー靴を履くのは寒い。しかも、久しぶりのスキーなのでなんだか準備に時間がかかってしまいます。
ロープウェイに乗って黒岳5合目に着くと、スキー場は気温マイナス11度、積雪190cmとの表示がありました。そこから約200m歩いてリフトに乗り7合目まで上がります。リフトから撮った下の写真では、正面の黒岳は雲で山頂が隠れています。でも、リフト脇の樹林帯は雪をかぶってクリスマスツリーのように綺麗です。

リフトを降りてゲレンデ方向を見ると、まだ雪の量は少ないですが白くなった山々が連なっています。

カラフルなスキーウェアを着た多くのスキーヤーが次々にリフトで上がってきます。

スキー客だけでなく、スキーやスノーシューで山頂まで登っていく人も多くいました。

ここのスキー場は最初が25度の傾斜です。しかも山なのでコースは少々デコボコしている。この冬、最初のスキーなのにいきなり25度かよと嘆きたくなります。思い切って滑り始めたところ、一瞬転倒しそうになりましたが、どうにか持ち直し最期まで無事滑ることができました。しかし、何度も滑っていると、さすがに大腿の筋肉が疲れ果ててしまいました。もっと減量が必要のようです。

とりあえずはこの冬最初のパウダースノーを楽しむことができました。来月からは北見市でも滑れるようになります。

2012年11月24日土曜日

層雲峡へ

ここ2年間、網走レイクビュースキー場のシーズンチケットを買っていましたが、今年は初めて北見市の若松市民スキー場のチケットを購入しました。「早割」と「家族割引」で一人23000円です。 高いチケットですが、これで思う存分滑れます。妻はチケット用に撮った写真の写りが良くないと不満たらたらです。

若松市民スキー場から、そのまま層雲峡に向かいました。北見市と層雲峡の間には「石北峠」という標高1000m以上の峠があって、冬はなるべく避けたい道路です。でも「一度は通らなきゃ」と思いやってきました。道路はすっかり雪で白くなっています。道路も広めで思ったより安心して運転できましたが、中にはどんどん追い越しする運転の荒いトラックがいて危険です。対向車線の大型トレーラーがスピードを出してカーブを曲がってくる時、後ろの荷台がスリップして対向車線に出てこないか不安になります。

下の写真の少し先が石北峠です。

峠を過ぎ、下りの道路は両側の樹林帯が綺麗です。スリップしないようエンジンブレーキを効かせながら下っていきます。とはいっても、結構とばしてて、夏とスピードはあまり変わらない!

層雲峡に着きました。今夜は「朝陽亭」に泊まります。人気のホテルですが、一泊2食付(バイキング)で一人7500円。この季節は安くなっていますね。バイキングも予想以上に良かったですよ。7階の露天風呂では吹雪の中を裸足で雪を踏みしめながら温泉に入りました。顔は冷たくて、体は熱くて、北国ならではの楽しい体験です。


2012年11月23日金曜日

知床五湖

知床五湖はあと数日で冬季閉鎖となるので、午後に知床まで行ってきました。この季節は知床五湖の入園料もいりません。今年の夏にはヒグマが頻回に出没していましたが、そろそろヒグマも穴に入り始めていると思います。

下の写真のような森の中へ入っていきます。少し雪が積もっていて寒いですが、汗も出なくて歩くのには丁度よい気温です。

五湖です。ほぼ完全に凍結して湖面には雪が積もっています。

倒木した樹木に雪が積もり一段と美しく見えます。

知床の山々にはすっかり雪が積もっています。残念ながら、山頂の方は雲がかかっていて見えません。

3湖の湖畔でエゾシカに出会いました。私を怖がることもなく草を食べていました。

1湖。ここもほぼ凍結して来ました。高架木道に上がると風が強く、顔が凍ってしまいそう。

5月中旬から7月末までのヒグマ活動期は、ガイドと一緒でないと知床五湖1周コースに入れません。ガイド料は5000円と高額です。これまで、いつも無料の高架木道で1湖ばかり訪れていましたが、今回初めてすべて湖を回りました。1周約3kmしかありませんので気楽に歩けました。暑い夏に回るよりこの季節の方が景色も綺麗と思います。

小清水ふれあいセンターの温泉で温まって帰りました。

2012年11月21日水曜日

美幌も雪

昨夜、突然雪が降ってきました。ちょっとだけでしたが、今朝も雪は残っています。
道路も凍っています。そろそろ冬用の靴に履き替えないと。

2012年11月18日日曜日

初雪です

斜里郡清里町の道の駅「パパスランドさっつる」の温泉に行ってきました。 美幌は「みぞれ」でしたが、清里町は雪が降っていました。うっすら地面は白くなりましたが積もることはなかったです。

パパスランドの温泉はアルカリ性単純泉ですが、すべすべ感もなく特に特徴のない湯質で露天もなかった。公共の温泉だから一人380円と安いのが売りかな。

二日酔いで今日はアルコールを飲む気になれなかったのですが、清里町の高級な焼酎が美味しいと聞いています。ここの清里町は長野県の清里とは関係ないらしい。隣の町の小清水と斜里の名前から一文字ずつ取ってつけたとか!

2012年11月17日土曜日

涛沸湖の白鳥たち

この頃、北からやって来る白鳥たちが、V字の隊形を組んで飛んでくるのを良く見かけるようになりました。日本へたどり着いた多くの渡り鳥たちが、先ず最初に羽を休めるのが網走の東にある涛沸湖です。 今日はここへやってきました。涛沸湖はあまり観光地として開発されておらず、観光客はほとんどいませんが、最近できた「水鳥・湿地センター」には地元の人が来ています。この建物の中から望遠鏡でバードウォッチングができます。今日は、白鳥やマガモがたくさんいました。鳥たちが頭を水の中に突っ込んで魚を採っている姿を見ているだけですが、なんだか癒されます。

灰色の白鳥は子供たちです。

親子でルンルン。

夜は、友人宅へ皆が集まり飲みました。暖炉に薪を入れて火をつけてくれました。暖炉のある家なんて、内地の人間は誰もが憧れるのではないでしょうか。「暖炉の炎」には心を癒す不思議な力がありますね。

カニと霜降り牛肉のしゃぶしゃぶ、新鮮な刺身ととっても豪華です。アルコールはビールにワインに大好きな日本酒「獺祭」まであり、美幌のどの居酒屋で飲むよりもずっと美味しかった。ちょっと調子に乗って飲みすぎたね。

2012年11月13日火曜日

トムラウシ山遭難

2009年7月にトムラウシ山で起きた遭難事故に関して、ヤマケイ文庫から「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」が、今年の8月に出版されました。この事故が起きてまだ3年しか経っていないのに、トムラウシ山の時と同じ旅行会社「アミューズトラベル」が、今度は中国の万里の長城で遭難事故を起こしています。 旅行会社の経営体質に問題があるのは言うまでもないでしょうが、登山愛好家としては同じような事故を起こさないように学ぶ必要があります。

トムラウシ山のツアー参加者は、報道されたような「軽装」しか準備していなかったのではなく、フリースやダウンまで持っていたようです。しかも、60歳代の高齢とはいえ、月に2,3回も山に登っている経験豊富な元気な人たちでした。しかし、彼らは、凍死してしまう状況にありながらダウンをザックに入れたままでした。ここに、遭難に至ったヒントがあるようです。

遭難した時は、気温が5℃前後で風速は15mから20mです。体感温度はマイナス10度で、彼らは、とても寒かったことでしょう。しかし、こんな状況下でアウタージャケットを脱ぎ、フリースやインナーダウンを着て、再びアウタージャケットを着るのには大変な勇気がいります。何故なら、アウタージャケットを一時的に脱ぐだけでも凍るような寒さに襲われるからです。しかも、団体行動していたら他人を待たせることになりついつい遠慮してしまうかもしれません。そうして知らぬ間に低体温症が進み、意識が朦朧となってくると、「着替えなくては」という考えも浮かばなくなるようです。

 私は、北海道の山は異状に風が強いという印象を持っています。夏山では、これまで何度も「さむい!」と感じましたが、私も着替えたことは1度くらいしかありません。ちょっとした判断ミスが生死を分けるようです。山を登る人は、是非この本を読んでみて下さい。


2012年11月12日月曜日

チミケップ湖

チミケップ湖です。すっかり紅葉は落ちて、冬らしい湖の景色になってきました。

チミケップホテルの裏庭とウッドデッキ。デッキの向こうは湖です。今は寒すぎて外で食事は出来ません。

チミケップ湖近くの森です。広葉樹の葉が完全に落ちる時期、カラマツは色づき始め、山全体が黄色くなります。

ダケカンバなどの広葉樹の尾根は全て落葉し禿山となります。

オンネトーから見た雌阿寒岳です。こちらの山もすっかり白くなってきました。

2012年11月10日土曜日

旭川へお買いもの

旭川まで山用品を買いに出かけました。途中、「トンネルを抜けるとそこは雪国」の場所もありました。さすがに、この辺りは少し標高が上がると雪が積もっています。

旭川に来たら「旭川ラーメン」を食べるのが楽しみです。今回は「ら-めん山頭火本店」に行きました。評判の店です。塩味、醤油味、味噌味の3種ですが、ここのラーメンは豚骨や干魚がだしに加えてあり白いスープです。札幌ラーメンよりずっと美味しいのですが、九州の豚骨ラーメンに比べてさっぱりしすぎており、私にはちょっと物足らなかった。でも、チャーシューは美味しくて量も多く満足です。

 山の店「秀岳荘」に行き、思い切って冬山用品をいくつも買いました。 冬用のザックとアイゼン、ピッケル、スコップ、ゾンデなどなど。大変な出費。でも、心はウキウキです。

 帰りに大雪山系の写真を1枚撮りました。もうすっかり山の上は真冬です。

2012年11月4日日曜日

鮭の遡上

小雨に強い風。こんな寒い季節になっても、まだ鮭の遡上は続いています。 ここは網走湖。海から遡上してきた鮭は網走湖に入って、さらに上流へ登ろうとします。 しかし、人間が作った人工の川は鮭のことなど考えておらず、水の流れの少ない土管が行く手を阻み上流へは進めません。

石が体にぶつかり全身傷だらけになりながら鮭は必死に遡上していきます。そんな鮭の姿を見ていると人間のしていることに腹が立ってきます。
最近、美幌では鮭が遡上しやすいように障害となっていた人工の構造物に手を加えました。そのおかげで、今年は美幌川の上流まで鮭が遡上してきました。以前、人間は農業用水の事ばかり考えて鮭のことなど考える余裕はなかったようですが、これからは生き物たちを大切にすることも重要です。

アパートの窓から見た紅葉。落ち葉がいっぱい。

こんな自然いっぱいの道東に暮らしていると、私は、また東京で暮らしたいなどという意欲は全く湧かない。でも、ここに長年住んでいる人でも老後は東京でと考えている人もいます。人それぞれですね。

美幌の紅葉

今日は朝から仕事の呼び出しが・・・。また、呼ばれそうなので大人しく町内を散策です。
11月になったというのにまだ紅葉が残っています。かなり落ち葉になってきましたが、それでも紅葉が11月まで続いたのは私としては初めての経験です。毎年、紅葉の時期になるとあちこちにドライブして出かけますが、美幌の街自体も名所に負けないくらいとても綺麗なのです。今日は美幌博物館に行きました。

落ち葉もまた綺麗です。

道東の自然の森は、針葉樹と広葉樹が混在する針広混合林です。針葉樹は常緑樹が多く、広葉樹は黄色になる葉が多いです。ですから、赤いモミジは少なくて逆に目立ちます。ここ博物館の庭園は植樹されているので赤いモミジがいっぱいです。

赤い落ち葉の絨毯もなかなかです。

博物館の横の庭にはヤマゲラがいました。写真では分かりにくいですが結構大きいです。キツツキ科ですが今日は寒そうにじっと周囲を眺めているだけでコンコンつついてくれませんでした。キツツキって漢字で書くと「啄木鳥」って書くんですよ。知ってました?

近くにある網走川の川辺に行くと大きなスズメバチの巣が!幸い、蜂はいなかった。遡上する鮭はいないかなと期待していきましたが、最近、雨のためか川の水の量が多くて濁っていたので鮭は見ることができませんでした。

すっかり寒くなりました。いつ初雪が降るかわからないので、そろそろ新しいスタッドレスタイヤに交換しなくてはなりません。昨年は11月中旬に初雪でしたが今年は紅葉と同じく遅れるのかな?