2011年6月26日日曜日

コンバイン

昨夜はテントの中でしたが、よく眠れました。美幌では午前3時台から外は明るくなってきますので、いつも、午前4時ころ一度目が覚めます。でも、昨日は朝日の当たらないリビングで、しかもテントの中だったので、暗くてよく眠れました。
あんまり天気が良かったので、昼から美幌峠までドライブです。カメラを忘れたので携帯で撮りました。

夜は仕事なので、夕方、近くを散歩しました。これは散歩中に見つけた、どでかいコンバインです。車の前に特殊な装置を付けて、刈取りと脱穀が同時にできるようです。なんだか月面探査機のような感じもしますね。一度、運転してみたいものです。

2011年6月25日土曜日

テント買ったよ

Homacでついにテントを買いました。もっと小さいのでもよかったのですが、このデザインのColemanのテントは、4人用しかお店に置いてありませんでした。でも、オートキャンプ用だから、大きくて重くても大丈夫と思い、これに決めました。ためしに組み立ててみようと、真夜中に部屋の中でテントを立てました。予想以上にでかくて、一人で組み立てるのに苦労しました。こんな夜中にガタゴトと大きな音を立てたので、隣の住民は苛立っていたことでしょう。テントだけで部屋いっぱいになったので、フライシートは付けられません。ちょっと大き過ぎでしたが、テントの中に立っても頭がつかえないので、使い勝手は良さそうです。

寝袋もColeman製を買いました。摂氏5℃まで対応しています。北海道は夏でも夜は冷えますからね。今日だって昼は20℃以上ですが、夜の最低気温は4℃の予定です。リビングの窓を開けてみたら、随分と冷え込んできました。今夜は窓を開けたまま、このテントで寝てみることにします。

みどりの村

天気は良いのに、今週末は、仕事のため美幌町にいなければなりません。
ちょっと、みどりの村へ寄ってみました。入り口にあるヒグマの像です。これは戦後に美幌で捕獲された実在の熊の像で、名古屋の東山動物園で飼育されました。38歳で亡くなりましたが、当時としては世界一長寿だったそうです。名前は「美幌」ですって。その後も、この動物園には、「美幌☆」と「ピポロ」という2頭の熊を捕獲して送ったようですが、その熊たちも高齢で亡くなったようです。

みどりの村の上の駐車場からの眺めです。ここは、ただ眺めているだけでも気持ちの良いところです。

この花はガーベラ?

これはマーガレットでしょう。

これはモミジの翼果です。種に翼が付いていて、風に吹かれると、くるくる回って遠くへ飛んでいきます。

2011年6月19日日曜日

西別岳から摩周岳 2

山の中は、あちこちで鶯が鳴いています。全国に分布する鶯ですが、声を聞けども、なかなか見つけることは難しいものです。でも、今日は見つけました。鳴き声を頼りに探したところ、随分近くに寄っても、逃げようとしなかったからです。目の前で、大きな声で「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ」と鳴いてくれました。

西別岳山頂です。最初に登頂した時は、ガスの中で周りは良く見えなかったのですが、この写真は摩周岳から帰る途中に、西別岳に登って撮った写真です。遠くに摩周湖が見えます。中高年の人には、ここまでの登山が人気です。1時間半で登れますし、晴れると素晴らしい景色です。

西別岳から摩周湖に向かいました。途中のルートもガスの中で良く見えませんでしたが、晴れることを期待して前進です。朝早いためか、途中は深い山の中に、自分ひとりなので不安になります。後で聞いた話ですが、先週、この辺りに2頭の熊が出たため、登山していたグループは引き返したようです。今日も、熊こそ見えませんでしたが、突然、強烈な尿の臭いのする所がありました。近くに熊がいる可能性が高く、思わず、熊スプレーを握りしめて、クマよけ鈴を一層大きく鳴らし、辺りを見回しながら通過しました。私が摩周岳にたどりつく頃、天気は晴れてきました。摩周岳は最後の300mがとてつもなく大変な登りです。山頂は私一人でしたので、ゆっくりコンビニ弁当を食べて、お湯を沸かして、ほっとココアを飲んで一息つきました。

山頂は火口の崖の上で、下をのぞくのはちょっと危険です。写真は摩周岳の隣の外輪山です。

摩周岳から見た摩周湖です。摩周湖はどこから見ても美しい湖です。
登りも、下りもほぼ3時間づつの、往復6時間歩きました。あまりに疲れ、脱水気味で気分不良となりました。予定していた温泉は中止し、ぐったりした体に鞭打って、1時間半の運転で自宅へたどり着きました。先ずは少し寝て、浴槽にぬるめのお湯を入れて浸かったら、どうにか落ち着いてきました。若い時とは違うので、あまり無理すると病気になりそうです。今度からはハイキングレベルにしようと思います。

西別岳から摩周岳 1

今日は晴れる予定なのに、朝4時過ぎに起きたら、美幌はどんよりとした天気で、山のほうは雲で覆われています。でも、「晴れてくるかも」と、期待して登山の準備して出かけました。今日の目標は西別岳です。天気が良くなれば、摩周岳まで縦走の予定です。美幌峠を越えて、弟子屈町を通過し、養老牛から林道へ入ります。道路の真ん中にいたエゾシカがびっくりしてこちらを見ていましたが、カメラを向けると逃げて行きました。鹿の家族で3頭が一緒に林の中を飛び跳ねて逃げて行きました。でも、その先で突然車の直前に鹿が飛び出てきて、びっくりしました。幸い衝突しなくて良かったです。北海道では鹿との衝突は良くあることで、車がダメになるようです。

林道の先に、立派な西別小屋があります。ここから登山口です。アパートからここまで1時間半。朝の7時半ですが、すでに車が数台停車しています。8人くらいの人が登って行きました。山は雲の中ですが、私も登り始めました。最初の45分はガマン坂という名前が付いているだけあって、急登が続きますが、それ以降は割と穏やかなルートです。登山道も整備されていて、迷いようがありません。歩きながら多くの高山植物を観察することができます。私は、植物には疎いので、全く名前は解りませんが、下に載せていない多くの植物も観察できました。確かに、ここは花を見るには最高の登山道です。



登山道は途中から、ダケカンバの林の中を抜けて行きます。まさに、ハイキングの気分ですね。
西別岳から摩周岳2へ続く。

2011年6月18日土曜日

北大キャンパス

またまた今週も学会で札幌です。今回は、車で日帰りの強行軍です。写真は学会のあった北大キャンパスです。さすがに旧帝大だけあって、キャンパスが広々としていて、大学らしい雰囲気がありますね。街路樹でできたトンネルのような景色が、私は無性に好きです。そういえば、他界した私の父は北大卒でした。父も昔、この街路樹の下を歩いたのでしょうね。
今日は700km近く運転しました。早朝の出発だったので、ちょっと、眠くなりました。

2011年6月12日日曜日

雌阿寒岳 2

ついに標高1499mの山頂へ着きました。登山口からの標高差は819mです。約2時間足らずで登りましたが、急登の続くルートで、疲れました。久しぶりに、登り切った時の喜びを体験することができました。山頂には、実にたくさんの登山者がいます。特に、釧路山岳会は、バスをチャーターして、大勢の中高年の人達を連れて来ていました。皆さん元気ですね。

山頂の北側(登山者が座って向いている方向)の写真です。まだ、雪渓が残っています。

山頂の南側は火口です。硫黄臭の強い噴煙が出ています。赤沼火口が見えますが、赤というより黄色でしょうか。

黄色い沼の東には、青沼火口もあります。とても、綺麗な色ですね。
私はおにぎり2個食べて、さっさと下山しました。もちろん、野中温泉に入って帰りました。

帰宅の途中、相生の物産館に寄りました。ここのそばは美味しいのです。
物産館の周りは、一面、タンポポの綿毛でした。

雌阿寒岳 1

今日の美幌は、どんよりと雲が低く垂れこめています。「今日は予定していた山に行けないな。」と諦めて、朝から洗濯にいそしんでいました。でも、もしかしたら阿寒は晴れてるかも。天気予報が曇りでも、信用しないことにしているんです。登山の準備をして、オンネトーへ行きました。
下の写真を見て下さい。なんと、阿寒に近づくと、青空が見えるではないですか。

オンネトーに来ました。残念ながら左に見える雌阿寒岳は雲の中でした。この雲は、反対側からみると積乱雲で、雷警報が出ているのです!
でも、登山口の野中温泉前には登山者の車がたくさん停車しています。もう、午前10時半、今から登ると山頂に着くのは昼すぎるので、雷がヤバそうです。どうしようかと思案していたところ、20歳代の夫婦が登山の格好で山へ入って行きました。こうなると、私も退却する気にはなりません。登山口で名前を書いたところ、随分多くの入山者がいます。でも、ほとんどが朝の7時台に入山しており、10時台は先ほどの2人と私だけでした。下の写真は登り始めの松林です。
4合目を過ぎてから、視界が拡がり、オンネトーが眼下に美しく光っています。
山の上のほうはガレキと岩ばかりです。
雌阿寒岳2に続く。

2011年6月11日土曜日

よさこいソーラン祭り

今日は学会。田舎に住むと学会へ参加するのは大変です。でも、いつも来てよかったと思います。やっぱり勉強になるし、若い人の元気をもらえます。
学会後は、すぐ傍で開催されているYOSAKOIソーラン祭りを見てきました。
高知県のよさこい祭りの北海道バージョンだそうです。私は、昔の原宿の「竹の子族」を思い出しましたが、北海道バージョンではかなりの大人数が踊っています。これだけのハイレベルで踊るには、かなり練習をしてきたのでしょう。でも、やっぱり日本人って集団行動が好きなんですかね。私は、仕事で集団行動を余儀なくされてきた経験があるので、皆と合わせるのは、もういやだという気持ちですね。でも、何かに夢中になることは良いことです。

下の写真のチームは、沖縄の太鼓にほれて始まったチームのようです。私も、沖縄のエイサーは大好きです。沖縄音楽が大好きな私としては、このチームが良かったな。

別のチームです。後ろの旗を使って表現した、海の波がとてもよく演出されていました。

大学生の混成チーム? 随分な人数ですが、これがまた良くそろってて、皆さん踊りがとっても上手。
ステージだけでなく大通り公園の道路でも、踊っています。

残念ながら、みんな同じような踊りなので、4、5チーム見て帰りました。途中の丸瀬布でマウレ山荘の温泉に入りました。やっぱここの温泉はお湯が良いですね。宿泊のお客もいっぱいでした。

2011年6月10日金曜日

ナビ故障

6月11日は、札幌で開かれる学会へ参加したいと思っていました。しかし、飛行機は直前だと高いし、JRとバスは、YOSAKOIソーラン祭りの関係で予約が取れません。結局、車で行くことにしました。ところが、今日は午後から土砂降りです。夕方から雷が近くで鳴り続いています。さあ、ガソリンを満タンにして行くぞ!と、思ってたら、突然、車のナビが動かなくなりました。雷のせい?"menu"ボタンを押すとナビは再スタートしてしまい、”現在地”を押しても再スタートです。いろいろ押してたら、"tilt"ボタンでmenuが表示されることがたまにあることが解りました。こんなナビで札幌の町のど真ん中へ突入するのはとても不安でしたが、行っちゃいました。夜7時出発。一般道路1時間半、高速2時間半で札幌インターへ無事到着。途中のパーキングエリアで携帯で電話して、ルートイン札幌北4条を予約。運転中にナビが機能不全になったら困るので、ホテルまでは触らないでいたところ、無事到着しました。よかったー。

2011年6月5日日曜日

羅臼湖 2

三の沼です。後ろの山は羅臼岳。羅臼湖へ行くルートで最も美しい所です。沼はもちろん凍結しています。沼の端には水芭蕉が咲いていました。

三の沼を過ぎたところで、羅臼湖から戻ってきた、森林保護員(?)の若い男女に出会いました。彼らによると、大きな熊を目撃したようです。ここから、100mくらい離れた所にいたとのこと。でも、あまり悪そうな熊ではなかったと!私には熊の性格は解りませんが、どうしようかと悩みました。私の熊スプレーを見ていたのか、「装備は充分そうだから、大丈夫かもね。でも、保証はできませんけど。」と、言われました。ここまで来て引き下がるわけにもいきません。前進することにしました。でも、ハラハラドキドキです。
写真は四の沼です。

五の沼です。

無事、熊に遭遇することなく、羅臼湖までやってきました。後ろの山は知西別岳です。

羅臼湖は、これまでの沼と異なり、大きな湖です。
山の中に入って30分以内に二組の人に出会いましたが、その後は誰にも会いませんでした。大自然の中に一人、そしてどこか近くにいる熊だけの世界でした。結局、知床峠の駐車場から出発して、戻ってくるまで三時間半の行程(駐車場から羅臼湖入り口までの車道往復に1時間半、入り口から羅臼湖までの山の中の往復に2時間)でした。疲れましたね。
帰宅する途中、小清水の「ふれあいセンター」の温泉に立ち寄りました。

羅臼湖 1

天気予報は曇りでしたが、朝起きてみると晴れているではありませんか。今日は羅臼湖へ行くことに決めました。早速、車を知床に走らせます。写真は知床峠です。ここに車を止めて、羅臼湖入り口まで歩きました。約3Kmで45分かかります。
羅臼湖入り口から羅臼湖まで一時間の行程です。入って、いきなり雪渓です。雪渓は足跡が解りづらく、気を付けないと迷子になりそうです。途中からガスでもかかったら、ほんとに危険です。知床の山で迷子になったら、熊に襲われますからね。幸い、今日は天気がよかった。羅臼湖への道は、熊笹やハイマツの中をくぐるように歩いたり、写真のように深い川のようになった所を歩きます。このルートは長靴が必須です。


写真では分かりにくいでしょうが、雪渓の斜面は結構急で、ここを長靴で登るのは少し苦労します。私は四つん這いになって登りました。

一の沼です。

ここは二の沼です。後ろの山は羅臼岳。


2011年6月4日土曜日

キャンピングサイト2

網走湖の南端です。別名、女満別湖とも呼ばれる湖のキャンプ地です。ここには誰もいませんが、近くにテントを張っていた家族がいました。

美幌町のみどりの村です。ここは、子供が遊べる滑り台などがあるためか、2、3の家族が来ていました。写真はこの施設のログハウスです。結構、いけていますね。

阿寒湖近くのオンネトーのキャンプ地です。湖畔で2家族が大きなテントを張ってバーベキューの準備をしていました。

オンネトーです。湖の青さが美しいですね。

野中温泉のユースホステルは一時、閉鎖していましたが。温泉のみ再開されました。入湯料200円と格安です。でも、湯質は野中温泉別館と同じく最高の硫黄泉です。別館と異なり、こちらは露天風呂がありませんが、内湯で充分です。ただ、ここの浴槽は底が滑りやすく、危うく転倒しそうでした。今日は、この温泉に入れただけで、大満足の一日でした。