2024年5月6日月曜日

GW 襟裳岬から浦河へ

GWの後半です。またもや、どこに行こうかと悩んでしまいます。結局、北海道にきて14年も経つのに一度も行っていなかった襟裳岬に行くことにしました。行くのに数時間運転するけど途中には何もないし、岬は強風がすごいと聞いていたので、これまで行く気になれなかったのでした。

2024年5月4日
この日は先週と同じ帯広のビジネスホテルに宿泊して、夕食も同じ居酒屋です。

2024年5月5日
朝、六花亭に寄って、お菓子を買って、先週に続いて朝食のため「バーガーキング」に行きました。食べた後は襟裳岬へ向かいます。直ぐに自動車道なので快適な道が続きます。終点で自動車道を降ります。大樹町に入ると、歴舟川の河川敷にはたくさんの人が集まっていました。大きな川の両岸に渡るロープには、括りつけられた無数の鯉のぼりが泳いでいました。さらに、広尾町を通過して海岸沿いを走ります。しかし、海岸は断崖絶壁のところが多く、襟裳岬までの間、細くて長いトンネルが数えきれないほど続いていました。トンネル走行中に、地震が来て津波が押し寄せたらトンネルの両側から海水が入ってくるので完全に死んじゃうなと、いやな想像をしながら走っていました。
襟裳岬は予想した以上に綺麗な場所でした。本当に風が強く、かなり寒いためダウンを着て駐車場から岬先端まで歩きました。岬周囲の海にはゼニガタアザラシ数匹が海面から頭を出していました。岬には「風の館」なる展示場がありましたが、大したことなかった。入場料300円の価値はないと思います。


 

襟裳岬からは北西に向かい浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」に向かいました。ここが今夜の宿です。第三セクターが経営している宿で広大な敷地内に立派なホテルがあります。しかも、第三セクターなので料金はかなり格安です。
下の写真は、AERUのホームページのコピーです。すごいでしょう。自治体設立ならではの規模ですね。この隣にはサッカー場や馬の厩舎と放牧地があります。


温泉はブラックシリカの入った人工温泉でしたが、日帰り入浴客がとても多く、ホテルの温泉というより町の公衆浴場という雰囲気でした。ここの温泉は当初ボーリングして温泉を掘り当てたという触れ込みだったようですが、業者はボーリングせず近くの沢の地下水を引き込んでいただけだったようです。そんないわくつきの温泉ですが、浦河町唯一の公共浴場のため日帰り入浴客が多いようです。


夕食はブッフェ形式です。料理の種類は普通ですが、それぞれはとてもおいしく感じました。



2024年5月6日
ホテル敷地内にある厩舎を見学に行きました。


現在、名馬は4頭いて、いずれもG1レースで優勝経験がある馬たちでした。活躍した馬たちは引退後、ここでのんびりと暮らしています。下の写真はナカヤマフェスタで2010年の宝塚記念で優勝し、同年、フランスの凱旋門賞で2着になっています。
日本の名馬としてはディープインパクトくらいしか知りませんが、ディープインパクトでさえ凱旋門賞は3位(その後、薬物使用で失格)ですから、ナカヤマフェスタはすごかったんですね。

このブログで私はseabiscuitの名前を使用していますが、「乾パン」のことではなくて、2003年公開された映画「Seabiscuit」がとても好きだったので使用しています。Seabiscuitは1930年代に実在した競走馬です。約20年前、仕事の重圧で落ち込んでいた自分ですが、たまたま観にいったこの映画の中のひとつのセリフに触発され、一気に重圧から解放されたのでした。競馬に興味のなかった私ですが、この馬の映画で私の人生は救われたようなものでした。

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