2024年2月13日火曜日

ルスツとニセコ

2月9日から2月12日の間、休暇です。今年初めてニセコへやってきました。
ニセコへ行く前、ルスツで1日滑りました。ルスツはリフト代が5時間券で1万円とめちゃ高くなっています。サホロのリフト代も高く、同じ経営母体の加森観光は今年の値上げが激しい。統合型リゾートの汚職事件が経営に関与しているのでしょうか。

 ルスツは広々としたスキー場で、今回は珍しく晴れておりコンディションは申し分ありませんでした。すべての中級コースを順番に滑っていき、最後はイーストビバルディコースを繰り返します。このコースは前半が斜度24度で勢い良く滑れて、後半はコース外の非圧雪部分を満喫できます。


 下のヘブンリービューコースは最大斜度16度しかないけど2700mの長いコースで楽しく滑れます。滑り出しのところでは洞爺湖を眺めることができます。

ルスツで滑った後、ニセコグランヒラフへ向かい「雪ニセコ」へ宿泊しました。

今年はニセコのバブル状態をテレビが繰り返し放送していますが、これは今年に始まったことではありません。ただ、コロナによる行動制限が解除されたこともあり今年はバブルが一層顕著になっています。ホテル代も食事代も一般的な日本の価格のほぼ3倍です。中にはとんでもない金額で、中東の大金持ちにしか泊まれないようなホテルもあるようです。宿泊したホテルもお客のほとんどは外人です。スタッフも外人で英語が共通語になっています。朝食で隣のテーブルに座った日本人夫婦から、「日本人ですか」と声を掛けられ、「このホテルで初めて日本人に会えた」と話していました。

ニセコの街はバブルで困った状況ですが、スキー場のゲレンデは素晴らしいです。今回初めてリフト券はニセコ全山利用可能なものにしました。

リフトで山の一番上まで上がって横に滑っていくと隣のニセコビレッジスキー場、さらにニセコアンヌプリスキー場へ入ることができます。ただ、グランヒラフ、ハナゾノ、ビレッジ、アンヌプリと全部のスキー場を上から下まで滑るとさすがに疲れ果てました。しかし、ホテルへ帰るためにはグランヒラフのゴンドラ乗り場に戻る必要があります。それには「第2の壁」という上級者コースを下らなくてはなりませんでした。疲れきった足に鞭を打って、どうにかこのコースを下り無事ホテルにたどり着くことができました。




 ニセコ2日目は山頂側はガスがかかっていたので、ハナゾノとグランヒラフの中腹を主体に滑りました。メインのコースでも圧雪されていないのがニセコの常ですが、今回は雪がパウダーだったので助かりました。それでもスピードが出すぎて激しく転倒すること2回あり、頭を激しく打ちました。

最後の日も青空でしたが、滑りたい気持ちを抑えて朝の10時にホテルを出発し美幌へ向かいました。昼間の運転は緊張もなく気楽です。夕方、17時半、暗くなったころに美幌へたどり着きました。



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