2024年1月29日月曜日

トマムスキー場

1月25日の美幌は大雪でした。仕事を終えて夜に十勝地方の屈足へ車で向かいました。幸い雪は陸別で止み、足寄では全く雪は降っていませんでした。とは言っても気温はマイナス5度くらい。この地域としては寒く無いけど道路は凍っています。足寄から上士幌へ向かう途中は横風が強く地吹雪が激しかったです。車も風で横滑りを繰り返しました。そんな時、大きなトレーラーが道路を遮断するように止まっており、運転席部分は大きく折れ曲がり路肩の雪の中に落ちていました。こりゃ大変だと思いながら前を走っていた軽トラックに続いて、トレーラー荷台後ろの道路わきのスペースをゆっくりすり抜けたら、トレーラーの反対側にはパトカーが来ていました。すると前の軽トラックが車体を路肩側に少し寄せて突然停止したため、私はあわてて急ブレーキをかけました。時速20km/hもないくらいのスピードでしたが、車は全くコントロールが効かなくなりスーと滑り始めました。やばい、ぶつかると覚悟しました。助手席にいた妻も同じように感じたようですが、わずか数センチの隙間を残しスーとぶつからずに滑り抜けました。とってもラッキーでした。
道路の表面は地吹雪でうっすら雪をかぶっていますがその下は全く凸凹のないアイスバーン状態でした。きっと、トレーラーもこの道路で滑ったのでしょうね。事故車を興味津々で見ている場合ではなくて、事故車から道路状況を推測し自分も危険な状況にいることを察するべきでした。
旭川紋別自動車道と異なり、十勝地方に大雪警報はなかったのでこちらのルートを選んだのですが、逆にアイスバーン状態なのでかえって危険だったかもしれないです。その後は屈足手前のくねくねした下り坂で滑らないよう細心の注意を払いながら運転し。夜遅く宿に無事到着しました。

1月26日、湯宿くったりレイクインで迎える朝です。下の写真は宿の部屋の前の景色です。目の前はダム湖で冬は凍結しています。
ここからサホロスキー場まで15分くらいです。サホロスキー場は晴れておりゲレンデも手入れされたばかりだったのでとても気持ちよく滑ることができました。当初から風が強くゴンドラが運転を見合わせておりリフトだけ運行していたのですが、さらに風は強くなりリフトまで止まってしまいました。結局、この日は1時間15分くらいしか滑れず宿に戻りました。

 
1月27日、トマムスキー場のほうが風は弱いんじゃないかという考えで、朝、宿をチェックアウトして狩勝峠を越えてトマムスキー場まで行きました。車で1時間かかります。
トマムは星野リゾートが運営していますが、オーナーは中国人のためか、以前より中国人観光客がとても多いです。リフト代は道民割というシステムがあり初回は1日券が5000円でリーズナブルです。2回目からは4000円になるようですが、2回来る予定はありません。
このスキー場に来たのは約10年ぶりでコースはよく覚えていませんでした。結構幅の狭いコースが多く、初心者も多いため追い越すときぶつからないように注意が必要です。

下の写真はリフトで山頂に上がり左に向かったところです。よく広告でみる展望台があり中国人が大挙して大きな垂れ幕まで準備して記念撮影を撮っていました。スキーやスノボをしない観光目的で訪れる人も多いです。
この写真では斜面が写っていませんが、ボーダーの立っている左側がとんでもない急斜面になっていて全く圧雪されていません。いったん降り始めると引き返すこともできず大変苦労しました。ほとんど横滑りで降りてしまいました。寒いのにしっかり汗をかいてしまい、どっと疲れました。ここは上級者用の連絡路としてマップに記載されていますが斜度などは記載されていません。45度くらいはあったように感じました。


駐車場から見たトマムのツインタワーです。



この日は旭川まで2時間かけて移動してビジネスホテルへ宿泊しました。途中、富良野スキー場前を通過しましたが、スキー場は濃いガスの中でした。

1月28日はいつものカムイスキーリンクスです。予想外に天気も良く風もなく絶好のスキー日和でした。ダイナミックコースとゴールドコースを3回ずつ滑って帰りました。この日、スキー場の一部でシニアの大回転の競技が行われていたのですが、私の職場の女性が女性部門で優勝したようです。全国大会でも優勝するような人ですから地方の大会で勝つのはあたりまえのことのようです。

帰りは旭川紋別自動車道を利用したのですが、途中のトンネルに入ったところがまたもやアイスバーンになっていて、トンネルへ入った瞬間、車は軽く跳ねて、いきなり滑りはじめました。幸い慣性力のおかげで大きく車体がずれないうちに凍結していない路面に達したのでハンドル操作が効くようになりました。ちょっと飛ばしすぎたかもしれません。トンネルの壁にぶつかるかと一瞬ヒヤッとしました。

車にもスキー板のエッジのようなものがあると良いですね。

2024年1月21日日曜日

カムイスキーリンクス

2024年1月19日、再びカムイスキーリンクスに来ました。

今回は金曜日に1日休暇を取ったので週末と合わせて3連休です。毎日、旭川市内のビジネスホテルからカムイへ通いました。幸いにも3日とも晴天でした。

金曜日には近くの複数の中学校から生徒がたくさん来ていました。大型バスが20台近くあったのでかなりの人数です。土曜日は地元のクラーク高校からの学生が大勢来ていました。マイナス20度前後の気温でしたがスキーしていると寒さは感じません。子供たちも元気です。

下の写真はゴンドラ山頂駅から降りた場所です。広い平地になっていて多くの人が滑降の準備をします。林は雪で真っ白となり、いつ見ても美しいです。


下の写真は山頂から下る最初の斜面です。この辺りは斜度22度の中斜面なので気持ちよく滑れるところです。


3日間、ゴールドコースとダイナミックコースばかりを繰り返し滑りました。ゲレンデ整備状態も良く、明るくて雪面もよく見えたため、ついスピードを出してしまいます。いつもは荒れたゴールドコースですが今回は久しぶりにカービングで30度の斜面を一気に滑ることができました。ただ、このコースは急斜面が結構長く続くので疲れます。
一方、ダイナミックコースは斜度35度ですがさほど長くありません。でも、さすがに下部ではかなりのスピードが出てしまい顔も引きつります。


午後3時を過ぎるとさすがに満車だった駐車場もガラガラです。スキー板が傷つくのですが、センターハウスから駐車場の自分の車までスキーで滑ってしまいました。とっても早くて楽でした。

今回初めてターン前半の谷回りからスピードを制御するカービングの滑り方で急斜面を一気降りることができました。これまで急斜面ではターン後半の山回りでスピード制御するワイパー様の動きをしていたので大進歩です。でも、ちょっとゲレンデが荒れると全然滑れなくなるんです。体重が重すぎるのに脚力が不足なんでしょう。









2024年1月9日火曜日

富良野スキー場とカムイスキーリンクススキー場

1月5日、今回も宿は「ふらのラテール」です。いつも食事の写真ばかり載せてすみません。今回は正月バージョンではなく普通の和食です。この後にも料理が運ばれてきましたが、正月の料理に比べると当然ですがいまいちでした。でも十分豪華。


1月6日の朝、ホテルの部屋からの写真です。昨日から降り続く雪で一面真っ白。本来なら遠くに大雪山系が見えるのですがガスがかかっています。


それでも富良野スキー場に行って滑ってきました。コースはガスで視界不良ですが、2時間半頑張って滑りました。


1月7日も朝から雪が降り続き富良野スキー場は雲のなかです。そこで、旭川郊外のカムイスキーリンクスへ約1時間半かけて移動しました。すると、スキー場は曇りながらも視界はよかったのですが、なんと広大な駐車場が満車です。こんなの初めてです。最近、中国人が多くレンタカーで来ているのと、カムイはリフト代が安いので日本人も集中したのでしょう。しかたなく、近くのコンビニへ行き時間をつぶしました。再度、スキー場へ行ってみたら運よく空いた駐車スペースが見つかりました。ゲレンデの状態はまあまあですが山頂側はガスの中のためスピードは出せませんでした。

1月8日、午前中にカムイスキーリンクスで滑って、午後は帰ります。この日はなんと晴れました。スキーでは晴れると一気にテンションが上がります。景色はきれいだし、ゲレンデの雪面もよく見えるのでスピードを出しても不安がありません。


下の写真が山頂のリフトを降りたところです。ボーダーの人たちが向こうを向いていますが、今から滑る斜面を眺めているところです。斜面は映っていませんがゴールドコースの始まる地点です。途中、30度の長い傾斜が続きますが、広々とした斜面で、このスキー場一番人気のコースだと思います。




 



2024年1月3日水曜日

年末年始はサホロスキー場と富良野スキー場

明けましておめでとうございます
毎年、スキー場で正月を迎えます。正月には正月料理を食べたいということで、スキー場より和食レストランの良さでサホロを選びました。サホロリゾートホテルには洋食レストランと和食レストランがあるのですがどちらもとっても美味しいからです。

サホロには12月30日から来ました。あいにく曇天で山頂側は雲の中でした。少し下っていくと視界も開けてきましたが、ゲレンデはほとんど圧雪されておらず凸凹です。荒れたゲレンデを滑るには強い筋力が必要ですが、シーズン初めのこの時期には筋力などありません。無理して滑るものだから大腿の筋肉がパンパンに張って痛みます。12月31日も曇天でしたがガスはなく視界は良好でした。やはり中国系の人がとても多く、白人も多いです。リフトで一緒になった11歳の小学生の女の子は香港から来たと言っていました。毎年、スキーをしに日本へ来ているようで地中海クラブの高級ホテルに1週間宿泊するようです。超お金落ちのお嬢さんのようでした。

 ホテルの窓からの景色です。


 12月30日は洋食レストランで食べました。タラとアンコウ。

12月31日は和食レストランです。夜には年越しそばまで出ました。

元旦の朝食は2000円プラスで超豪華なおせち料理が出ました。どれも一品一品がさすがと言えるおいしさでした。毎日食べすぎです。


元旦は快晴でした。下の写真はゴンドラ山頂駅を降りたところです。遠くの山々が綺麗です。写真では見えていませんが右下に真直ぐの急斜面が続きます。ここも圧雪されていなくてスピードは出せませんでした。3日間サホロにいましたが一度も圧雪された様子がありません。人手が足りないのでしょうか、あるいは圧雪車の燃料費節約でしょうか。今年のリフト代は大人1日券7700円と値上がりしていましたけどね。他のスキー場と比べても高すぎると思いますね。



1月2日はサホロを出て富良野へ行きました。狩勝峠を超えて1時間15分くらいで富良野に着きます。この日は中富良野にあるホテルラテール富良野です。ここも和食が結構よくて値段もリーズナブルなので選びました。富良野の街中や北の峰周辺は外人客が増えたため高額な宿泊費の宿が増えてきました。そのため、少し離れていてもよいのでリーズナブルな値段で外国人も多くない宿にしたのです。


前日、スキー中でもないのに妻は転んで膝の靭帯を痛めたため、私一人で富良野を滑りました。曇天でしたが、スキー場はしっかり手入れされていてついスピードを出してしまいます。前を滑っていた人が予想外の動きをしたため、私が衝突し二人とも激しく転倒しました。私は50km/hくらいは出ていたと思われます。幸い二人とも頑丈な体格だったせいか、転び方が良かったのか二人ともケロッとして立ち上がり、お互いに謝って事なきを得ました。

下の写真はロープウェイ山頂駅近くの初心者コースで最後の平坦な部分です。

ロープウェイ山頂駅からの滑り出し。向こうの平原は富良野の街です。

第一高速リフトの降り口の建物です。次のリフトに乗るのにはこの急な斜面を降りなければなりません。私もスキー初心者のころはこの坂を下るのが怖かった。

やはりスキー場の中では富良野が一番好きですね。ただ、富良野の問題はレストランが混みすぎるということです。しかも、メニューの大半はラーメンです。レストランとしてはサホロやカムイスキーリンクスのほうがずーと充実しています。どうにかならんのかな。