2022年5月29日日曜日

5月末の旭岳

スキーシーズンは終わったのにまた行ったのかと言われそうですが、大好きな旭岳にやってきました。

出発当日、5月28日午前0時ころに旭岳温泉の「ラビスタ大雪山」の予約を取りました。こんな時間になって予約するもんだから目ぼしい宿はほとんど空き室がありません。ここはなぜか1室開いていたんです。

美幌を昼に出発して小雨の中、4時間足らずで旭岳温泉へ着きます。旭岳に近づくとガスってきました。さすがに旭岳は標高が高いので麓も雲の中です。今週末の天気は期待出来なかったので予想通りと言ったところ。さすが旭岳、道路脇には雪がところどころ残ってます。

下の写真は部屋からの一枚です。到着当日はガスっており、写真は翌朝のものです。池のそばの白いのは雪です。左から中央に伸びているのがロープウェイへ通じる道路です。本来なら森の向こうに旭岳が見えるのですが雲の中で真っ白です。



ここのラビスタは食事の評判が良いです。夕食は和食か洋食かを選ぶのですが、和食と洋食で食べる場所も異なります。私はもちろん和食です。洋食派の妻はしかたなく和食で我慢です。最初にいくつかの料理がトレイに載ってまとまってきました。つぶ貝のお造りは新鮮だったし毛蟹も出ました。毛蟹の味噌が新鮮で全く臭みが無かったです。この後も肉や鍋がでて量が多すぎた。最後の鍋はいまいちなので要らないですね。その他の料理は素材もよくて大変美味しかったです。ウェイトレスもマスクしているせいか美人に見えました。


翌朝、ネットで検索したら旭岳ロープウェイは風が強く運休となっていました。でも、ロープウェイ山麓駅までは直ぐなので行ってみました。すると、ラッキーな事に風が弱まったようで、ロープウェイは運行を開始していました。私が乗った時、乗客は少なくたったの7名だけでした。






姿見の駅で降りると冬に比べて積雪量は約2m減っており、雪に埋もれていたハイマツがかなり出ていました。でも、まだまだ雪は多く風も強いのでとても寒いです。ウインドブレーカー持ってきて正解でした。今日は全国的に猛暑で、群馬県と栃木県では気温も35度を超えたようです。ここは遭難したら凍死しそうなくらい寒い別世界でした。こんな日は北海道に居てよかったなと感じます。今日はガスっているので山頂まで行った人は多分いないと思いますが、下手すると遭難します。GSP持たないと道に迷うでしょうね。

私は暑いのは苦手だけど寒いのは大丈夫です。最近ロシアのシベリアのことを調べていますがこれから温暖化が進めばシベリア移住もあると思うのですがどうでしょう。プーチン後の政治体制が良くなればロシア移住がブームになるかもよ。


2022年5月22日日曜日

湯宿だいいち

今週は養老牛温泉の「湯宿だいいち」にはじめて宿泊しました。ここの温泉には日帰り入浴で何回か来たことがあるのですが、宿泊は値段が高いので私は止まったことがありませんでした。最近、道民割が始まったので早速利用しました。以前、養老牛温泉には3つの宿がありました。この宿だけが高級路線で圧倒的に人気がありました。残念なことに、他の二つは閉館し、現在はこの宿だけになってしまいました。


部屋の大きな窓からは向かい側にある木々で緑一面です。妻曰く壁紙だと。


宿の前には自然のままの川が流れています。
 

温泉の写真は撮れませんが川のすぐそばにいろいろな温泉がありとても癒されます。できれば2時間くらいのんびりしたいと思うような素晴らしい温泉です。

この宿の人気は温泉と食事です。写真は最初に出された料理です。見た目は素朴な料理ですが、味付けはさすがにプロの料理人だと感心しました。この後、豪華な料理が出ました。料理の量も多すぎず丁度良かったです。のんびりと原稿書いたり仕事するのには最高の宿です。


2022年5月6日金曜日

萩城三の丸北門屋敷

GW後半です。5月2日は平日ですが、この日を含めてGWは休むように職場から指示されました。私は年次休暇を最低限の日数も取っていなかったからですが、こんな時に休みをもらえるなんて有難いことです。残念ながら、この時期に北海道で行きたいところがなかったので、故郷の山口へ帰り高齢のお袋が入所している施設に行ってきました。昨年の秋以降、新型コロナで面会できなかったのですが、この施設では先月ぐらいから1日15分間の制限付きで面会できるようになりました。

5月2日、女満別空港から羽田を経由して山口宇部空港へ飛びます。空からは襟裳岬がきれいに見えました。宇部空港では初めてTimesのレンタカーを借りました。初めてマツダの車を運転します。アクセラスポーツ1500ccでした。デザインはマツダらしい個性のあるものですが、走りは他のメーカーの同じ排気量の車と大差ないです。峠を越える時はSPORTSモードにしますが、このモードだとエンジンがかなりうるさかったです。一番、不満だったのはナビです。タッチパネル操作でないため入力に時間がかかりすぎです。しかも、実際の道路と地図表示や案内アナウンスに数秒間の遅れが生じていました。CPUの処理速度が遅いんじゃないでしょうか。


お袋はどうにか私の顔をみて誰だかわかったようです。しかし、難聴がひどくなりほとんど筆談です。でも、90歳代後半にも拘らず会話できるので来てよかった。1日15分間、3日間通いました。この間、タブレットで孫や曾孫に合ってもらいました。今度こそ、これが生きてあえる最後かもしれないと思うと別れはつらいものです。

北海道から夫婦で山口まで帰ると航空運賃も大変です。せっかくここまで来たならと、いつもは湯田温泉へ宿泊しましたが、今回はお目当てのホテルは空いていませんでした。そこで予約が取れたのが萩の「萩城三の丸北門屋敷」です。ちょっと高かったけどしかたありません。この宿に来て初めて知ったのですが、萩城は世界遺産になっているようで、ここは萩城の中にある唯一の宿のようでした。

下の写真はネットからコピーしたもので桜が咲いていますが、GWの時期、萩の桜は散っています。ここが宿の入り口です。三の丸なので大物の家臣いた地域で、ここは吉敷毛利家屋敷跡のようです。


夕食会場から見える日本庭園です。年2回京都から庭師が管理に来ているそうです。


下の写真の左の1階は朝食会場です。平成5年、今上天皇が皇太子の時に結婚後、初めて宿泊されたのがこの宿で、この朝食会場「ウィステリア」はこの時に建てられた場所だったようです。当時は内装工事が終わったばかりで、この時に使用する予定はなかったものの、館内案内時に雅子様が関心を持たれ、この部屋を最初に訪れたのが現在の両陛下ということになったようです。





この宿はスタッフも多く接遇は満点です。料理はもちろん最高の和食なのですが、湯田温泉の「古希庵」の方が美味しいです。もっとも、古希庵の宿泊料はもっと高いですが・・・。ここの一番の問題は、温泉です。ちょっとあまりに普通です。温泉だけはプロの設計士にデザインしてもらった方が良いと思います。私が泊まったのは、この宿のなかでは最も安い部屋でしたが、1泊一人3万台後半でした。でも、庭の美しさとスタッフの対応の良さと料理を総合的に評価すると決して高くないと感じます。山口で生まれ育った自分ですが、学生時代は当然ながらこんな高級旅館に泊まったことはありません。でも、湯田温泉の古希庵もそうですが山口には結構良い宿があるのを知ってうれしく思いました。

2022年5月1日日曜日

春は旭岳しかない

4月16日~17日
この週末、旭岳は朝だけですが気温が下がりそうなので再びやってきました。旭岳はまだまだ雪も多く別世界です。朝早くは雪面がガリガリで昼になるとシャバシャバとなってきます。いずれにしても、今回は気持ちよく滑りました。1日6回滑ったので大満足です。


この自転車のようなのはスノースクートです。この二人はコース外を滑っていましたが、急斜面をすごいスピードで下っていました。めちゃくちゃ上手でした。

旭岳は雪も減り結構岩が出てきました。でも、やっぱり旭岳は美しいです。

4月30日
GWの前半、どこにも行かないのももったいないし。行きたいところと言っても知床峠くらいか。今の時期、知床は遊覧船事故でマスコミ関係者が多そうなので近寄りたくないです。私も昔、事故を起こした会社の「KAZU I」よりもっと小さな船に乗ったことがありますが、もう10年以上前で今の社長ではなかったので大丈夫でした。しかも、真夏でしたからね。知床の海はやっぱり怖いです。真夏でも海水温は低く海水浴のできるところではありません。こんな季節に小さな船で知床に行くなんて危険極まりないです。問題の社長はテレビで初めて見ましたが、この地域では元気のある宿を経営していて、「ホテル地の果て」などはこの社長になってから評判良くなって私も宿泊しました。私は安全第一の業種で働いているのですが、今回のこの会社の実態を聞くと驚いてしまいます。この社長、ひとの命に係わる仕事には着くべきでなかったですね。

さて、遊覧船はさておいて、この季節、雪質は良くないだろうけど天気が良いのでまた旭岳に来ました。しかも、直前に旭川のビジネスホテルを予約してきました。例年だとGWに宿はなかなか取れないのですが、コロナの影響です。しかもGWの期間は「道民割」がないので空室がありました。

今週の旭岳はさらに雪が少なくなってきました。ロープウェイ姿見駅の気温はマイナス4℃で圧雪コースの雪はガリガリでした。ほとんど氷の上を滑っている感じで、スキーのエッジがすり減りそうです。コースの前半では谷へ急降下してその勢いで反対の尾根の上まで登るところがあります。いつもなら尾根の頂上5~7m手前で停まってしまうのですが、今回は氷のようなコースですから余裕で尾根の上まで登れました。Dコースは閉鎖されていたので連絡路を通って反対側のコースへ合流します。3回滑って昼近くになっても直射日光が当たっていないせいか雪はガリガリのままです。ところが昼前になって強風でロープウェイが運休となりました。ガリガリとは言えスキー条件としては申し分ないのに運休とは残念です。天気予報では夕方まで風が止みそうになかったので直ぐの運転再開はないだろうと判断して帰りました。

今回もスノースクートの人がいました。前回と服装が違うけど体格は似ています。



今日で今シーズンのスキーは終了します。来シーズンまで7か月余りもあります。早く冬にならないかな。