今日は足寄動物化石博物館です。この施設の前の道路は数えきれないくらい通っているのですが、これまで一度も中に入ったことがなかった。
随分としゃれたデザインの博物館です。
遠い昔、北海道の中央部は海だったようです。足寄でアショロアやベヘモトプスと言う束柱類の化石が発見されたことで博物館が建てられました。この二つは海棲哺乳類で、海に戻った最初の哺乳類のようです。地質時代の漸新世(3400万年前~2300万年前)の生き物で、アショロアはパルオパラドキシアの、ベヘモトプスはデスモスチルスの祖先になるようです。直接の繋がりはないのかもしれませんが、これらの動物がクジラへ進化していくことになるようです。
アショロアの化石の複製
館内にはクジラの骨格展示もあります。
束柱類なんて知りませんでした。地球の寒冷化で絶滅したようです。
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