4月8日
旭岳は雲の中で辺りは真っ白。横殴りの風は強く、天気予報通り雪も降ってきました。お客はとても少ないです。数回ロープウェイに乗りましたが、最後は私たち夫婦だけの貸し切り状態でした。昼はガリガリの雪面で膝に負担のかかるスキーでしたが、次第に新雪が積もり滑りやすくなりました。しかし、麓へ降りてくると雪がべっとりしてスキー板との摩擦でブレーキがかかってしまいます。夕方少し暗くなってくると大きな雪山に私たちだけしかいないのは不安になりロープウェイ最終便の前にホテルに向かいました。
この日の宿はホテルディアバレー。ホテルベアモンテの姉妹ホテルですが、こじんまりして静かなとても落ち着く雰囲気です。フロントのスタッフは若い中国人でしたが完璧な日本語を話し日本人以上に対応が良かったです。接遇教育も良いのでしょうが、個人の能力が高そうでした。ただ、館内にエレベーターがなくて3階まで荷物を運ぶのが大変でした。
4月9日
午前中から少し青空が見えてきましたが、山頂は雲がかかってなかなか姿を現しません。天気予報では午後から晴れます。でも我々は昼には帰らなくてはなりません。
下はロープウェイ山頂側からの滑り出しです。今日は視界も良くて気持ちよく滑れます。天気の良い日を選んできてもなかなか晴れない旭岳ですが、視界が良いと「来てよかった」と嬉しくなります。
山のダケカンバは枝に氷がくっつき、太陽の光でキラキラと輝いています。
A、B、C、Dとすべてのコースを楽しみましたが、昼近くになるとだんだん気温も上がり雪が重くなりました。雪が重くなるとスピード制御するのに足が疲れてきます。
帰りはホテルベアモンテで温泉に入って服を着替えます。ホテルの駐車場では雪の除雪に追われています。
帰る途中、振り返って見た旭岳です。右の白い山が旭岳。2週間前まで一面真っ白だった平地の雪もすっかり解けていました。
途中、東旭川でカフェに入り昼食を摂ります。「えっ!本当にここ」と驚くような、ちょっと荒れた庭のカフェです。
お客は意外と多く、室内の装飾は凝っていました。でも肝心の料理は値段の割にそれ程でもなかった。
この冬も怪我をすることもなく無事スキーを終えることができました。ポケットに入れていたお守りに感謝!。
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