2015年7月5日日曜日

ピーター・ティール

今週末は仕事のため遠くへ遊びに行けません。

でも、自由な時間があったので本を読みました。2日前にたまたま本屋に寄ったところ、面白そうな本を見つけたので3冊まとめ買いしたのです。

その中の1冊がこれ。「ZERO to ONE」です。私も利用しているPaypalの創業者ピーター・ティールが書いた本です。今年の「ビジネス書大賞」をとったので、つい買ってしまいました。

この著者の主張を一言で言うと、起業家にとって大切なのは「1をn」にするのではなくて、「0を1」にする発想と説いています。言い換えると、他人のアイデアをコピーするのではなく、無から有を生むアイデアが決め手ということです。



そうは言ってもなかなかそんな良いアイデアが出てこないのが現実。でも、それが無いのなら、起業しても結局は激しい競争に負けて破産すると断言しています。

自分が起業することはありませんが、起業して大成功した人たちの発想は普通の人と違うことを垣間見ることの出来た面白い本でした。

2 件のコメント:

  1. 1をnにするってどういうこと?彼は有名だよね?
    起業はずっと考えてるよ~

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  2. 数学の世界でnは自然数を意味します。自然数、すなわち1,2,3・・・などの1以上の整数です。「1をnにする」というのは、例えば「1を3にする」と言えば「他人が始めた仕事のまねをして3倍に大きくする」という意味です。でも、所詮それは他人のコピーに過ぎないので、別の強力な競争相手に負けてしまうのです。だから、起業する場合には誰も考えもしなかった新しい仕事を始める、すなわち「ゼロから1」にする仕事が大切だというのです。この場合は他の会社が直ぐには真似できない。起業するには他の人より10倍くらい優位に立てる圧倒的に強い立場にならないと勝ち残れないと著者は言っています。

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