2014年1月26日日曜日

ぬかびら源泉郷スキー場

糠平温泉ホテルで朝を迎えています。外は、昨夜からの雪が深々と降り続いています。 私の好きな「ぬかびら源泉郷スキー場」ですが、今日は雪だまりが多くて滑りにくい。急斜面は、雪だまりがあると大腿の筋肉に負担がかかります。山頂から第3高速リフトまでを3回滑っただけで休憩にしました。下の写真はコース途中にあるレストラン。ここで昼食を食べながら足を休めます。

レストラン手前はかなり急な波状の坂が続きます。ここは峠を超える道路が走っているのですが、冬の間は雪で道路が閉鎖され、ジグザグ状の道路を串刺しするようにまっすぐなスキーコースが作られているのです。ここがこのスキー場の一番楽しい場所です。

スキー場の下まで降りてきました。雪は降り続いています。
車にうず高く積もった雪を落として美幌まで帰ります。昨日来るとき見えていた道路のアスファルトは雪で真っ白になりました。しかもかなり積もっており、運転は恐ろしかった。

2014年1月25日土曜日

犬ぞり

一度はやってみたかった「犬ぞり」を体験しました。
場所は鹿追町の人里離れた廃墟の牧場。犬が約20匹、写真のような小屋に住んでいました。私たちが車で着くと、犬たちは興奮気味に吠えまくっています。

橇は二人乗りで後ろ側には足元にブレーキがついています。手作りの木製の橇ですが、力を加えると歪んでしまいます。実は、それが大切なようです。スキーと同じように曲がるときには左右に体重移動するので、橇を歪めて橇のエッジを効かせるのです。

最初、橇に乗ってスノーモービルで引っ張ってもらい、曲がる練習をします。スキーと同じ感覚なので意外と簡単です。

次に、小屋から犬を引っ張ってきて、ハーネス(胴輪)を装着させるのを体験します。結構怖そうな犬たちですが、人懐っこくて噛まれることはありませんでした。

橇に繋げる犬の順番が大切なようで、これは犬を知り尽くしているガイドの人がしてくれました。


さあ、いざ出発です。最初は犬たちも元気で、かなりのスピードが出ます。


カーブのところでは曲がる直前まで少しブレーキを効かせますが、減速しすぎるとコーナーの内側により過ぎてブッシュにぶつかるようです。

走行距離は12km。最高に楽しい時間でした。走り終わって、犬たちに「有難う」とスキンシップをとります。

下の写真はシベリアンハスキーの若い犬。今日は出番なかったけど、可愛いので撮りました。犬ぞりというとシベリアンハスキーのイメージがあるのですが、日本に入っているシベリアンハスキーは外見中心で、橇を引くのに適したものはあまりいないようです。

シベリアンハスキーにハウンドやポインターなどを交配させた雑種をアラスカンハスキーと呼ぶそうです。今回、引っ張ってくれたのはこのような犬で、犬ぞりの短距離(スプリント)レースはこの犬種が中心だとか。

2014年1月19日日曜日

ロックバレースキー場

今季はまだ冬山に登っていません。年明けから風邪をひき延々とこじらせていたので、さすがに登山は止めておきました。 でも、スキーは、先週末今週末とも行ってきました。昨日は、近くの北見若松スキー場で滑りましたが、今日は遠軽のロックバレースキー場です。ここで滑るのは初めてです。名前からして急斜面を想像させる恐ろしげなスキー場です。

ここにはなんとハーフパイプもあります。下の写真中央左よりに見えるのがそうです。ここをボードでジャンプしている若者たちがいました。正面右の坂は写真で見ると大したことないように見えますが、実際に見ると見上げるような恐ろしい坂で最大傾斜33度です。


リフトで山頂に上がります。広々とした山頂です。

山頂から真っ直ぐに下る上級コースの坂で、一番上の写真のスロープにつながります。遠くに見えるのは遠軽の街並みです。

こちらはもう一つの上級コースです。写っているコースの先は急に下っているので、ここからは斜面が見えません。こちらも33度の斜面です。急なだけでなく変化にとんだ楽しいコースです。


全てのコースを滑ってみました。初級コースの林間コースはヘアピンカーブの連続で結構面白いです。ユートピアコースは中級とは言っても斜度28度の長い急斜面が続きます。

レストルームは客が多い割にテーブルが少なく、座る場所を探すのが大変でした。でも、スキー場は2時間で1300円だし、コースはダイナミックで素晴らしいスキー場でした。雪面はガリガリでしたが、チューンアップして数回しか滑っていない板でしたので、エッジがしっかり効いて滑りやすかったです。

2014年1月4日土曜日

阿寒湖畔スキー場

今季初めての阿寒湖畔スキー場です。コースはオープンしましたが、まだ雪が足らないようで人工降雪機5台がフル稼働しています。


リフトに乗って山頂で降りたところです。遠くに見えるのが阿寒湖。いつもなら湖が全面凍結している時期ですが、今年はまだ凍っていません!

初級・中級コースの最後の下り坂です。下の方に見えるのがレストハウス。

こちらは最大傾斜は26度の上級者コース。雄阿寒岳が正面に見える景色の良いコースです。ただ、滑るのに必死で景色をのんびり眺める余裕はありません。

スキー後に阿寒湖畔に寄ってみました。湖畔は凍結していましたが、まだまだ氷は薄くてワカサギ釣りは始まっていません。地球温暖化のせいですかね。


2014年1月3日金曜日

山口へ帰省

12月30日が仕事納め。この年末年始は実家(山口県防府市)に帰ることにしました。この11月に90歳になる母親が施設に入ったので様子を見に行くためです。

女満別から羽田へ飛ぶ便は予約が取れなかった。でも、女満別から千歳に飛んで、千歳から福岡へ飛ぶ便は安い値段で予約が取れました。女満別、千歳間はプロペラ機です。プロペラ機が怖い私でしたが、「永遠の0」の小説を読んでから妙にプロペラ機に愛着が出て、不思議と恐怖感なく快適なフライトを楽しむことができました。


北海道の地上は雪で一面真っ白です。福岡からは新幹線と在来線を乗り継いで、夜に山口県の防府市に着きました。


1月1日、母の入っている施設に行きました。施設は新しく、一人一人広い個室になっています。母は90歳というのに全くボケていません。もともとお喋りなのですが、この日もずーと一方的に話していました。お喋りなのはボケ防止に良いのかもしれません。施設内は暖かく、食事も美味しいと嬉しそうです。老人になると、長年生活してきた自分の家から離れるのを嫌う人が多いようですが、幸い母は新しい環境への適応能力も十分保たれています。

初詣は、春日神社と防府天満宮へお参りしました。天満宮は相変わらずたくさんの人で賑わっています。美幌町のお祭りでは、暴力団排除の目的で地元の飲食店が出店をだしていますが、防府天満宮は、昔ながらの的屋、香具師が数えきれないほどの店を並べています。中には暴力団関係者もいるでしょうが、お店の数が多くバラエティに富んでいるので活気を感じます。


母が施設に入っているので、私は実家に泊まらず湯田温泉の「梅の屋」に泊まりました。私は、山口県出身ですが、湯田温泉は初めてです。なんと夕食にはフクが出ました!山口県はフクで有名ですが、山口県に住んでいた頃にフクを食べた記憶はありません。このフクは、新鮮で、コリコリした食感の大変おいしいものでした。でも、大分県では許されているフクの肝が、山口県で食べられないのが残念です。


「梅の屋」はさほど大きな宿ではありません。建物もちょっと古い。でも、手入れはしっかりしていたし、なんといっても食事が最高でした。フクだけでなく、その他の日本食もかなりハイレベルでした。「西の京都」というだけの価値はありそうです。


何十年ぶりかに、ザビエル協会を訪れました。昔の建物は火事で焼失したようで、斬新なデザインの教会になっていました。私としては昔の教会の建物の方が歴史を感じさせて好きですね。


次に、常栄寺の「雪舟の庭」です。小学生の時に訪れたことがあるのですが、どんな庭だったかすっかり忘れていました。あいにく、保全整備の目的で、この時期、池の水が抜かれていました。池の水が無いせいか、私にはこの庭の良さが分かりませんでした。


最後は、瑠璃光寺の五重塔です。これを見ると確かに京都っぽいですね。春の桜や秋の紅葉の時期はもっと綺麗なんでしょう。


夜は居酒屋で一杯。正月休みは居酒屋もお客で満杯。予約を取るのに苦労しました。何十年ぶりかに防府市で飲みましたが、お店の造りや雰囲気はとてもよかった。大好きな鯛の刺身も新鮮で最高でした。有名な「獺祭」だけでなく山口県には他にも美味しい日本酒がありました。今回は、自分の故郷の良さを改めて見直す帰省となりました。