2013年2月24日日曜日

流氷観光砕氷船「おーろら」

2年ぶりに流氷クルージングに参加しました。 夏、網走の観光客はあまり多くありませんが、冬、流氷の季節になるとたくさんの人が訪れます。流氷観光砕氷船「おーろら」の出る港の駐車場は「道の駅」の駐車場でもありますが、通常はバスがほとんどいません。しかし、今日は10台前後の大型観光バスが並んで駐車しており、しかも出入りが頻繁で、色とりどりの観光バスが次々とやってきます。台湾や香港からでしょうか、中国人の観光客も多くいました。

砕氷船「おーろら」に乗船すると甲板は人で混んでいます。我先にと、流氷が良く見えそうな手すりの場所を確保しています。私はのんびりと甲板の中央にある長椅子に座って出発を待ちます。この椅子から流氷は良く見えませんが大丈夫です。船が動き始めると風が顔に当たり、あまりの寒さにこの人たちのほとんどが下の温かい船室に降りていくのが分かっているからです。

船はゆっくりと港を出て流氷の中を突き進んでいきます。写真はロシア側の方向です。観測データではずっと樺太まで流氷が続いているようです。

予想通り、防寒の不十分な人は間もなく下に降りて行き、30分もするとかなり完璧に防寒してきた人たちも甲板から去り、遊覧の後半は暖かい船室の方が混んでいたようです。

同時に出発したもう一隻の観光船が見えています。

船の後ろには船の通った道ができます。時々、大きな氷にぶつかると前に進めなくなって、いったん後ろに下がって再び前にぶつかって氷を割っていきます。

まるで観光客にサービスしているかのように、カモメが手の届きそうなほど近くまで、繰り返し飛んできます。

約1時間の遊覧を終えて船は港に戻りました。

帰りに、網走レイクビュースキー場で滑りました。今日はゲレンデコンディションが良くて、どのコースも快適に滑ることができました。

2013年2月23日土曜日

冬の雌阿寒岳

久しぶりの登山です。昨日は夜遅くまで飲んでいましたが、今日は天気が良いとの予報で急遽山へ行くことにしました。今回は初めて冬の雌阿寒岳に登ります。途中、車の温度計がマイナス20℃を示していました。山の上はさらに寒そう。

登山口で名前を記帳して登り始めます。1時間もすると樹林帯を抜けます。

夏山ルートは手前の谷を横断して左の尾根を登って行くのですが、冬は谷間をくねくねと曲がって登るルートもあります。今回は谷を登るルートにしました。

今日は全部で8人が入山しています。私は一人ですが、他の人達は2人か3人のパーティです。最初に入ったパーティには野中温泉のゴールデンレトリーバーが付いてきています。

この沢の途中でスノーシューを外してアイゼンを装着します。

沢の最後はかなり急な坂でアイスバーンになっているので一歩一歩慎重に登ります。その坂を登りきったところで夏山ルートの尾根に合流します。下の写真はそこから見た「北山」と呼ばれる尾根と、中マチネシリの火口から立ち上がる水蒸気。

ここから少し登ると8合目となります。

9合目までの坂がまたきつい。久しぶりの山で体力が衰えているようです。9合目を過ぎると雌阿寒岳のポンマチネシリの火口が見えてきました。ここまでくれば山頂はすぐそこです。

無事、山頂に着きました。今日は終日快晴の予定だったのに、雌阿寒岳だけ少し雲がかかっています。それでも山頂からは阿寒富士(下の写真)が見えてよかった。周囲は白一色ですが、これが最高に美しい。今年の冬の目標であった雌阿寒岳に登ることができてハッピーです。でも、問題はこれからの下り。

登ってきた沢のルートを下るのは怖かったので、夏山ルートの尾根をとおって下りました。でも、本来の夏山ルートから少しそれていたこともあり、こちらも急なアイスバーンの坂を下ることを余儀なくされました。ここでも一歩一歩慎重にゆっくりと下り4合目まで来ました。ここまでくれば一安心です。ここで、昼食にあったかいカップヌードルをのんびりと食べ、冬山の景色を満喫しました。ここでスノーシューに履き替えて一気に下山です。

最後の締めくくりは、野中温泉で冷えた体を温めて帰りました。

やぁー、本当に疲れてしまいましたが、無事帰ることができてよかった。

2013年2月17日日曜日

美幌峠

今週末は仕事のオンコール当番で遠くへは行けません。 この冬はあまり山に入っていないのに、もう2月中旬になってしまいました。昨日は仕事で一日つぶれたけど、今日は大丈夫そうなので近場にこそっとお出かけしました。

美幌峠へドライブ。天気は良くなってきたし、道路はしっかりと除雪されてて快適なドライブです。

でも、美幌峠は風が強かったー!耳が凍りそうでした。でも、眺めはサイコーです。屈斜路湖は完全に凍結して雪が積もって真白です。今年は「神渡り」見られたと聞いています。

美幌に戻って反対方向の網走湖まで行きました。

網走湖の凍結した湖上ではゴムボートに乗ったお客をスノーモービルで引っ張っていました。くるくるとわざと回っていて、お客は「きゃーきゃー」と楽しそうです。

なんとこの湖岸で職場のトップに出会ってしまった。愛想笑いでとり作ったけど、今日私がオンコールなんて知らないよなー?「なんでここにいるの?」なんて聞かれたらヤバイ。

夕方からは仕事なので急いで帰りました。

2013年2月11日月曜日

フレベの滝

知床へ行ってきました。なんだか久しぶりのような気がします。知床自然センターから「フレベの滝」へスノーシューで歩いて行きました。連休のためか、訪れている人も多かったです。

遠くには流氷が白く見えます。


ウトロ手前の道路わきの喫茶店はいつも流氷の眺めの良いところです。今年は随分早くから流氷が接岸したようですが、今日は小さな流氷ばかりでイマイチですね。風向きで流氷の位置が日々変わります。

こんな真冬の知床に気軽に訪れることができるなんて、なんと幸せなことでしょう。

2013年2月10日日曜日

スキーばかり

最近、週末はずっとスキーです。急な斜面でもショートターンができるようになったし、スキーを始めて丁度2年になりました。そこで、SAJの2級検定を受けてみました。そして・・・

みごとに落ちた。

受かったのは13人中3人だけ。結構、皆さん上手だったのに、こんなに落ちるのなら私が受かるはずがない。合格率7割くらいなら大丈夫かなと期待したが甘かった。

You Tubeで他のスキー場で合格した人たちの滑りを見たら、そんなに難しくなさそうと思ったのが間違い。うわさ通り、北海道のレベルはそんなもんではなかった。SAJの求める基準も変わってきているのもあります。まあ、一度も講習を受けずに我流で合格しようというのがずうずうしいかも。こちらでは1級をとった人でも、その上を目指して毎日のように講習をうけているからすごい。でも、講習料って高いし、仕事柄決まった時間には行けないかもしれないし・・・。

級はなくても我流で楽しめれば自分としてはそれで十分なのですが、一度落ちてしまうと意地でも合格したくなりますね。



2013年2月3日日曜日

防府から美幌へ

さっそく朝から宇部空港に向かい、飛行機で北海道へ戻ります。
写真は雲海の上に頭を出している九州の山々です。どれがどの山なのかは分かりませんが、神々しい風景です。

東京湾です。東京湾入り口のこれは何なの?宇部ー羽田間は天気も良くて快適な空の旅でした。

山口宇部空港で買ったのがこれ、「獺祭(だっさい)」です。4合瓶で2500円です。山口のお酒「獺祭(だっさい)」は北海道でも売っていますが、山口へ戻るとつい買ってしまいます。夜、テレビを見ていたら、日本酒がヨーロッパでも人気が出てきたと放送されていました。フランスの有名なソムリエも出てきて日本酒の説明をしていましたが、この「獺祭」も試飲していました。この4合瓶はワインセラーに入るので欧州ではこのサイズが主流のようです。


羽田から女満別への飛行機は、着陸前に随分揺れました。風が強そうです。空港から外に出ると気温はマイナス5℃でいつもより高めなのですが、風が強く、しかも山口から帰って来たばかりなのでとっても寒く感じました。「寒い」というより「痛い」って感じです。

夕方、早速、スキーをしてきました。でも、昨日は異常なことに気温がプラスになり、表面の雪が少し融けました。その後、再び零下となり凍結したので、コースでも整備が十分されていない緩やかな斜面はガチガチです。1時間少々滑ってスキーを外したらビンディングがとれてしまった!ネジが緩んでいただけのようで再び固定できましたが、壊れるのが滑っている途中でなくてよかった。

2013年2月2日土曜日

親父の7回忌

親父の7回忌のため山口県へ行きました。土曜日に出発したのでは法事に間に合わないので、2月1日の金曜日、仕事が終わりしだい羽田まで飛びました。ホテルJALシティ羽田に泊まりましたが、さすがにJALですね、ホテルはとても綺麗でした。夕食代わりにすぐ近くの居酒屋へ出かけました。北海道の刺身である「ツブの刺身」があったので注文してみました。東京は何でもありますね。ここのツブも美味しかったです。

 2月2日、早朝出発で宇部山口空港へ行きました。私は山口県出身ですが宇部に降りたのは初めてです。空港から新山口駅までバスに乗り、新山口駅から防府駅までJRで15分くらいです。思ったより接続は良くて宇部山口空港は便利だと思いました。これまでは福岡空港や小倉空港を使っていましたが、今後は宇部空港を使うことにしましょう。

親父の7回忌を目前に控え、お袋は昨日転倒し入院しました。幸い骨折はなかったけど、腰が痛くて身動きならないようです。病室に見舞いに行くと、89歳なのに相変わらず良くしゃべります。小さな4人部屋の病室で、すぐ隣の患者は認知症のようです。その患者は意味不明の事を言っていますが、お袋は自分の入院は長くないだろうから我慢すると言っていました。

 午後1時からお坊さんが来て法事が始まりました。お経の漢字は全く読めないので、全部ふり仮名がふってあります。意味のわからないお経を延々と唱えていると、息継ぎで呼吸が苦しくなりました。お経は呼吸の運動になり健康に良さそうです。その後、墓参りして皆で仕出し弁当を食べました。写真がその弁当ですが、これに鯛のお吸い物と茶碗蒸しが付いて5000円です!鯛の刺身は私の好物で美味しかったけど、ちょっと高いですよね。今回は法事を理由に全国に散らばった4人兄弟が集まるのが目的でもあります。男ばかりですが、4人全員が全く別の分野の職業に進んでいます。久しぶりに兄弟がそろいワイワイ話しながら楽しいひと時を持つことができました。