2012年10月7日日曜日

旭岳初冠雪

昨日、大雪山系にある旭岳温泉を訪れ旭岳万世閣ホテルベアモンテ(下の写真)に宿泊しました。連休で、しかも紅葉の季節のためお客がいっぱいでした。泊まってみて感じたことは、建物は立派でしたがバイキングの料理はイマイチで改善の余地ありということです。

今朝は観光客や登山客が次々と旭岳を訪れ、旭岳ロープウェイの駐車場は早い時間から満車となりました。駐車場に入れない車が長い列を作って待っています。私たちは車をホテルに停めたまま出発できたので良かったです。徒歩3分でロープウェイの山麓駅に着きます。

ロープウェイは姿見駅まで約10分。ロープウェイからは旭岳の紅葉が一望できます。今年は例年より紅葉が2週間ほど遅れましたが、ここ数日で急速に紅葉が進んだようです。紅葉は今がピークでしょうか。姿見駅は標高1600mで気温は摂氏4度でした。

ロープウェイ姿見駅から少し登ると「姿見の池」があります。蒸気も噴出しており、この辺りで最も美しいところです。

姿見の池を過ぎて山頂に向かいます。山麓の東川町は晴れていましたが旭岳山頂は雲がかかってガスの中です。高度が上がると気温はさらに低下し風が強くなったので冬用のジャケットを着ました。昨日、黒岳で初雪が、旭岳では雹が降ったと聞いています。途中から景色は雪と氷の世界に一変します。下の写真は枯れた草にくっついた氷がどんどん大きくなってできたものです。氷の芸術作品のようでとても綺麗です。

約2時間登ると旭岳山頂(標高2291m)です。大雪山系では最も高い山です。通気性の良い薄い登山ウェアにジャケットを着ただけなので、強風の山頂ではとても寒かった。フリースも持っていましたが一時的にでもジャケットを脱ぐのは耐えられそうにないのでフリースは着ないで我慢しました。

標識も氷がついて寒そうです。

ロープウェイ姿見駅まで下山すると寒さから解放され紅葉も綺麗です。

2年前、旭岳の紅葉を見に来た時も初冠雪でした。この時、「この季節に登りたいなー」と思っていたことが実現できて大満足でした。夜、美幌に帰って飲んだ乾杯のビールが美味しかったこと・・・。

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