網走市の天都山にある、北海道立北方民族博物館へ行きました。立派な博物館でしたが、見学者は私しかいませんでした。アイヌだけでなく、イヌイットや北方のインディアンの展示もあり、学術的にはとても面白かったです。北海道でも現在のアイヌ文化は観光でしか触れることは有りません。少数民族ゆえに文化の中心にはなれませんでしたが、極寒の地に暮らしてきた彼らの精神世界には深いものがあるように思いました。下の写真の服はともに雨や漁の時に着るパーカーのような服です。左がアザラシの腸から、右がチョウザメなどの魚の皮膚から作ったものです。ちょっと臭そうですが「すごい」と思いませんか。
次は、直ぐ近くの流氷館へ。流氷が-20℃の部屋にたくさん置いてあります。こちらは季節はずれなのにバスで観光客がたくさん訪れています。個人的には紋別市の流氷館のほうが好きです。写真は流氷の上に立つキタキツネの剥製です。若い人は皆ここでキツネと一緒に写真をとっています。
網走駅の裏手にある「民宿 ランプ」です。この宿は私が学生時代、自転車旅行していた時に泊った民宿です。今でも安さで若者に人気があるようです。
網走湖です。風が強くて寒い。
天都山から流れる小さな川が道路下の土管を通って網走湖に流れています。そこに鮭が上流を目指して登ってきていました。下の写真には土管に入りきれない鮭が約20匹写っています。土管の中には1匹だけ鮭が写っていますが、実際は奥にもたくさんの鮭がいました。
自宅では寒くても厚着して頑張っていたのですが、2日前よりついに暖房を入れました。寒い時は酒を飲んだ後も眠くなかったのに、暖かくなると急に眠くなってしまいます。
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