冬シーズンに一度は訪れたいのがニセコです。2月18日の夜に美幌を出発し今年も行ってきました。2月19日、ニセコの手前にあるルスツスキー場に立ち寄ります。ラッキーなことに、この日の天気は晴れ。コースも珍しくデコボコしておらず快適にスピードを出せます。Mt. IsolaとEast Mt.のすべての中級コースを一気に滑り、あとはEast Mt.のビバルディコースを繰り返し滑りました。この日は尻別岳(右)と羊蹄山(左)が並んで見える眺めの良い一日でした。
Mt.Isolaのヘブンリービューコースからは洞爺湖と噴火湾が見えます。小さな写真ではわかりずらいですね。
2月20日はニセコのグランヒラフスキー場です。
いまいちの天気ですがリフトはすべて運行しています。宿泊場所からは歩いてすぐにリフト乗り場があります。リフトを4つ乗り継いで一番上まで上がります。コロナで海外からスキー客は来れないだろうに、それでもニセコは外国人が多いです。彼らはきっと日本国内に住んでいるのでしょう。リフト最上部からは、ほとんどの人が非圧雪のコース外を滑るか、さらに山頂目指して登っています。私たちがリフトから見ていた時、圧雪された本来のダイナミックコースを滑る人はいませんでした。でも、私たちはコース外を滑る技量はなく、この圧雪コースを滑ります。滑り始めはコブ斜面の様になっています。最大斜度30度とされていますが、最初の滑り出しは35度以上に感じます。勇気をもって滑り出し、どうにか無事に転倒せずに降りれました。私たちが滑った後から次々と続く人がいたので、皆さんなんとなく不安から控えていたのでしょうか。その後、花園方面へ下っていきますが深い新雪で全く圧雪されておらず荒れています。途中いくつもの急斜面を下り脚がパンパンとなり、一回滑っただけで疲れ果てました。
花園エリアにはHANAZONO EDGEというレストランがありますが、昨年もそうだったように対コロナ対策はなされていないようなものです。経営が外国資本なのでしょうか、アクリル板はほとんどないし、マスクもせずにしゃべっている人ばかりです。ハンバーガーセットを食べました。1900円と高くてびっくりですが味は良かったです。食後に、雪の降るなか再びリフトで上がりましたが、悪天候のため2つ目のリフトが運休となりました。風は強く吹雪で視界も極めて悪いです。結局、再び花園の麓まで下りました。その後、天気は回復せずリフトは全部運行停止となりました。しかたなく、花園からグランヒラフまでシャトルバスで帰ることになりました。
2月21日、吹雪でニセコのスキー場はどこも一番麓にあるリフトしか動いていません。全国的に大雪警報が出ている状況だから仕方ありません。ニセコグランヒラフのファミリーコースのリフトに繰り返し乗って滑りました。こんな緩斜面は面白くないからすぐやめると思ったのですが、なにせ新雪が深く、足元もよく見えない天候で、滑り始めのやや斜度のあるところでは結構緊張しました。これが結構楽しくて良い練習になるため午後3時まで滑りました。
下の写真はファミリーコースの中ほどで、この辺りまで来ると緩やかな斜面で視界も良くなってきます。
2月22日も雪が降り続いていましたが風が弱まりリフトも下から2つ目まで動いていました。それでも上に上がると風は強く風に向かって歩くのが大変なくらいです。風で雪が舞い上がり視界も不良です。でも、午後からは青空も見えるようになり、雪面も良く見えるようになりました。すると、急に滑りやすくなります。
滞在期間中、宿泊場所のレストランはコロナのため閉じていたので、毎日外食です。居酒屋で飲んだり、コンビニで夕食を買ったり、ラーメン屋に入ったりでした。ニセコのホテルなどではレストランの値段がとてつもなく高いので、外食の方がリーズナブルです。小さな居酒屋はコロナのため一時休業しているところが多く、開いているところは逆にとても混んでいました。店の中はワイワイガヤガヤでコロナなんて気にしていない雰囲気です。外人もやはり多く大声で喋っています。そんな雰囲気だから、自分は感染が心配で、食べていない時には小まめにN95規格のマスクを着けていました。また、ニセコはさすがに雪が何日も降り続きます。道路脇には約2mの雪の壁が続いています。雪は多いのですが、気温はマイナス5℃くらいなので道東に比べれば寒くないです。スキー中も日が照ると暑く感じるほどです。
残念ながら雪ばかりで視界の悪いニセコでしたが深い雪の滑り方のコツが少しわかってきたような気がします。それにしても足腰がガタガタです。回復するのに1週間以上かかりそうです。