2022年2月24日木曜日

ルスツ、ニセコ

冬シーズンに一度は訪れたいのがニセコです。2月18日の夜に美幌を出発し今年も行ってきました。2月19日、ニセコの手前にあるルスツスキー場に立ち寄ります。ラッキーなことに、この日の天気は晴れ。コースも珍しくデコボコしておらず快適にスピードを出せます。Mt. IsolaとEast Mt.のすべての中級コースを一気に滑り、あとはEast Mt.のビバルディコースを繰り返し滑りました。この日は尻別岳(右)と羊蹄山(左)が並んで見える眺めの良い一日でした。


 Mt.Isolaのヘブンリービューコースからは洞爺湖と噴火湾が見えます。小さな写真ではわかりずらいですね。

2月20日はニセコのグランヒラフスキー場です。
いまいちの天気ですがリフトはすべて運行しています。宿泊場所からは歩いてすぐにリフト乗り場があります。リフトを4つ乗り継いで一番上まで上がります。コロナで海外からスキー客は来れないだろうに、それでもニセコは外国人が多いです。彼らはきっと日本国内に住んでいるのでしょう。リフト最上部からは、ほとんどの人が非圧雪のコース外を滑るか、さらに山頂目指して登っています。私たちがリフトから見ていた時、圧雪された本来のダイナミックコースを滑る人はいませんでした。でも、私たちはコース外を滑る技量はなく、この圧雪コースを滑ります。滑り始めはコブ斜面の様になっています。最大斜度30度とされていますが、最初の滑り出しは35度以上に感じます。勇気をもって滑り出し、どうにか無事に転倒せずに降りれました。私たちが滑った後から次々と続く人がいたので、皆さんなんとなく不安から控えていたのでしょうか。その後、花園方面へ下っていきますが深い新雪で全く圧雪されておらず荒れています。途中いくつもの急斜面を下り脚がパンパンとなり、一回滑っただけで疲れ果てました。


花園エリアにはHANAZONO EDGEというレストランがありますが、昨年もそうだったように対コロナ対策はなされていないようなものです。経営が外国資本なのでしょうか、アクリル板はほとんどないし、マスクもせずにしゃべっている人ばかりです。ハンバーガーセットを食べました。1900円と高くてびっくりですが味は良かったです。食後に、雪の降るなか再びリフトで上がりましたが、悪天候のため2つ目のリフトが運休となりました。風は強く吹雪で視界も極めて悪いです。結局、再び花園の麓まで下りました。その後、天気は回復せずリフトは全部運行停止となりました。しかたなく、花園からグランヒラフまでシャトルバスで帰ることになりました。

 2月21日、吹雪でニセコのスキー場はどこも一番麓にあるリフトしか動いていません。全国的に大雪警報が出ている状況だから仕方ありません。ニセコグランヒラフのファミリーコースのリフトに繰り返し乗って滑りました。こんな緩斜面は面白くないからすぐやめると思ったのですが、なにせ新雪が深く、足元もよく見えない天候で、滑り始めのやや斜度のあるところでは結構緊張しました。これが結構楽しくて良い練習になるため午後3時まで滑りました。

下の写真はファミリーコースの中ほどで、この辺りまで来ると緩やかな斜面で視界も良くなってきます。


2月22日も雪が降り続いていましたが風が弱まりリフトも下から2つ目まで動いていました。それでも上に上がると風は強く風に向かって歩くのが大変なくらいです。風で雪が舞い上がり視界も不良です。でも、午後からは青空も見えるようになり、雪面も良く見えるようになりました。すると、急に滑りやすくなります。

滞在期間中、宿泊場所のレストランはコロナのため閉じていたので、毎日外食です。居酒屋で飲んだり、コンビニで夕食を買ったり、ラーメン屋に入ったりでした。ニセコのホテルなどではレストランの値段がとてつもなく高いので、外食の方がリーズナブルです。小さな居酒屋はコロナのため一時休業しているところが多く、開いているところは逆にとても混んでいました。店の中はワイワイガヤガヤでコロナなんて気にしていない雰囲気です。外人もやはり多く大声で喋っています。そんな雰囲気だから、自分は感染が心配で、食べていない時には小まめにN95規格のマスクを着けていました。また、ニセコはさすがに雪が何日も降り続きます。道路脇には約2mの雪の壁が続いています。雪は多いのですが、気温はマイナス5℃くらいなので道東に比べれば寒くないです。スキー中も日が照ると暑く感じるほどです。


2月23日も深々と雪が降り続いていたので、スキーは諦め帰途に着きました。美幌まで休憩時間を入れて7時間半です。大雪で千歳空港の飛行機は全便欠航になっていましたが、千歳の道路はさすがに除雪が追いついておらず、場所によっては泳ぐように車を運転してどうにか通過した道路もありました。

残念ながら雪ばかりで視界の悪いニセコでしたが深い雪の滑り方のコツが少しわかってきたような気がします。それにしても足腰がガタガタです。回復するのに1週間以上かかりそうです。






2022年2月17日木曜日

名寄ピアシリ、富良野、カムイスキーリンクス 

2月11日から2月13日の3連休に続けて1日だけ年次休暇を取って4連休を許してもらいました。冬にスキーへ行くために昨年夏の盆休暇は全く休まなかったのです。今回、新型コロナ患者が増えてきた旭川市へ行ったのですが、市内中心部のビジネスホテルに泊まり、そこから3つのスキー場へ行きました。感染予防のためAmazonでN95規格のマスクを購入しました。ついでに鼻の穴に挿入するフィルターのようなノーズマスクと言うものも試しに購入しました。作業用のゴーグルも掛けてコロナ体制は万全のつもりです。

2月11日 名寄ピアシリスキー場

名寄出身の自衛官に勧められ行ってみたくなったスキー場です。旭川からは1時間40分かかりましたが、地方スキー場にしてはかなりの広さです。この日の天気は快晴で、雪質も良く雪面はやや硬めですが、表面の雪はさらさらで極めて滑りやすかったです。一部のコースがボード競技の準備のため閉鎖されていましたが、「壁」と呼ばれる非圧雪コースを除いてすべてのコースを滑りました。下の写真はリフト傍の初級者コースですが広々としており綺麗に圧雪された最高に滑りやすいコースです。初級者コースですが、それなりに斜度もありスピードの出る気持ちの良いコースです。リフトを3つ乗り継いで山頂まで登ると、斜度の急な上級コースもありますが距離は長くなくちょっと物足らない感じです。


山頂から山の裏側に回ると長いですが斜度の緩やかな景色の良いコースが続いています。初級コースなので上から下までのんびりとクルージングできます。
          

コース途中には使用していないリフトが雪を被っています。

このスキー場の道路の反対には、なんと本格的なジャンプ台がありました!
確かにこのスキー場の雪質は素晴らしいです。地元にこんなスキー場のある名寄市民が羨ましい。


2月12日 富良野スキー場

今シーズン、何度か富良野スキー場に来ましたが富良野ZONEばかりでした。そこで、今回は北の峰ZONEにやってきました。ゴンドラには長い行列ができています。ここの山頂からの眺めは北海道の景色の良いスキー場のトップ3の一つに入ると思います。残念ながら、今回は遠くに見えるはずの大雪山系はもやの中ですが、富良野市街が一望されます。これから滑るぞというワクワク感もあって最高の瞬間です。この日も好天に恵まれ雪質は名寄に負けず最高でした。名寄より雪面自体が柔らかく膝に優しいです。


ここは北の峰の麓近くの場所で穏やかな斜面が続きます。
          
富良野は大好きなスキー場で何度も来ています。ただ、レストランだけは残念です。スキー場はどこもそうだけど、ラーメン、うどん、そば、カレーばっかり。もう少しは気の利いたメニューを出してほしいですね。でも、北の峰の麓のラーメン店で料理を出していた、たぶんアルバイトと思われる女の子は対応がとても良くてそれだけは二重丸でした。


2月13日 カムイスキーリンクス

最後はカムイスキーリンクスです。旭川のスキー場と言えばここでしょう。2月13日と14日に滑りました。特に14日は好天に恵まれました。平日なのでお客は殆どいないかと期待しましたが、休日の3〜4割ものお客がいました。平日に休める人って意外と多いのですね。お客が少なければ圧雪したばかりのコースを滑れると期待したのですが、圧雪してあったのは麓の緩やかな斜面だけで、急斜面は昨日の荒れたままでした。手抜きですね。でも、幸いパウダー状の雪だったので30度の斜面も気持ちよく滑りました。



 この連休、この時期の旭川にしては珍しく道路に雪がほとんどありませんでした。お陰で春のような感覚で安心して運転できました。ところが、帰りは白滝あたりで自動車道は真っ白です。雪もどんどん降って前が見えず、ホワイトアウトになりそうでした。


さすがに4日も滑ると脚は疲れました。次の週末もスキーです。早く筋肉痛を治さなくちゃ。
なお、N95のマスクはスキー中はダメでした。マイナス10度より寒い環境だから吐く息が水滴となってマスクの空気の通り道をふさぐため呼吸が苦しくなりスキーどころではありません。普通の不織布か布製の方が良いでしょう。鼻の穴に突っ込むノーズマスクなるものは効果不明だし予想通り1回で止めました。オミクロン株の流行のためか最近のスキー場では若いひともしっかりマスクをしています。以前は、年齢に関係なく、マスクもせずゴンドラ待ちの列で大声を出して話す馬鹿者が一部にいましたが、さすがにそんな輩は減ってきました。よいことです。