今年も年末年始はスキーです。12月31日の朝、仕事を終え車にスキー道具を積み込んで出発です。ここ数年、積雪量は少なくなり正月に滑れるスキー場が限られてきます。美幌町からだと半日で行けるのは富良野スキー場くらいしかなく、今年も正月は富良野です。
元旦からビジネスホテルとコンビニ弁当では淋しすぎるので正月らしい料理を提供してくれる中富良野のホテルラテールに泊まりました。スキー場から少し離れていますが車でわず20分くらいですし、ここは正月でも他のホテルのように宿泊料が跳ね上がっていません。
下の写真は大晦日の夕食の前菜。とても雰囲気がありますね。日本料理のこの飾り付けの雰囲気がとても好きです。ただし、この後いろいろ料理がでて食べすぎた。
1月2日、朝スキー場に向かう道沿いには霧氷の林が太陽に照らされて輝いています。
実はこの日、ロープウェイ山頂駅から山麓まで6回滑ったのですが、6回目はかなり足も疲れていました。また、天候も曇り雪面が見にくくなっていました。にも拘らず調子にのって直滑降に近い状態でスピードを出していたら突然左足が跳ね私の体は上下さかさまに。右脚も変な方向に向き、さすがに骨折しそうでヤバイと思いました。スキー板がはずれて体が止まるまで数秒間、何回転した事でしょう。しばらく、体を動かすことが出来なかったです。でも、骨折はしていなかった。よかった。ようやく顔を起こしてスキー板を探すとかなり上の方にありました。すると、5歳くらいの女の子と若いお母さんが「大丈夫ですか」とスキー板を届けてくれました。「大丈夫です」と返事して、スキー板を履こうとしますが斜面なので少し苦労します。その後、ゆっくり山麓まで滑り降りたのですが、その途中から記憶がありません。気がついたら車の助手席に座って富良野町の薬局前の駐車場にいました。妻が運転していました。わたしが転倒した時、わたしと妻は別々のコースを滑っていたのですが、私は転倒後に妻と会ったのをまったく覚えていません。妻によるとスキー場の麓でボーと立っていたようで、妻に会ったときは「激しく転んじゃった」と話したようです。その後、自分のクルマまで歩いてブーツを履き替えメットを外すなど全ての動作を問題無く行いクルマの助手席に座ったようです。しかし、自分はまったく覚えていません。まさに、脳振盪です。メットを被っていたので全く頭の打撲痛はなかったです。でも、約30分間に及ぶ記憶喪失は数日経った今でも回復できません。意識状態が正常になってからしばらく吐き気が続いていましたが、症状は悪化することなく頭の中の出血は免れたようでした。インターネットで調べたら、一旦、脳振盪を起こしたら2、3日は無理しないほうが良いようです。再び脳振盪を起こすと後遺症が残り易いと書いてありました。それでも、翌日滑りたかったのですが、雪はどんどん降り続き雪面が見え難い状況なのでスキーは諦めました。かわりに富良野神社に初詣に行ってきました。町の中心にある神社なのに境内は広くなかなか雰囲気のよい神社でした。「もう脳振盪を繰り返さないように」と拝んできました。
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