2017年7月16日日曜日

雨宮21号

津別町に宿泊したのに、美幌を通ってまた紋別方向に向かいます。紋別方面に良い宿の予約が取れなかったとはいえ、妻の計画は運転手に負担をかけます。

丸瀬布の「森林公園いこいの森」にある森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」に乗りました。私は鉄道オタクではないので、これまで一度も乗ったことがなかったのですが、3歳になる孫は鉄道が大好きです。




下の子供は一緒に乗った他のお客です。かなり元気のよい子でした。

下の写真は客車から見た蒸気機関車の内部です。足元には石炭が積んであり、出発前に運転手がシャベルで石炭を「火室」に放り込みます。懐かしい「ボーーー」という汽笛を鳴らして走り出します。この蒸気機関車は雨宮という人の始めた「雨宮製作所」で作られた蒸気機関車で、完成後は丸瀬布の森林蒸気機関車として活躍していたそうです。


一方、下の写真の客車は埼玉県所沢の山口線で昭和59年まで使われていたと表示されていました。若いとき埼玉県の狭山湖にはよく行きました。狭山湖周辺を走る山口線は遊園地の電車のようで乗ったことはありませんが、いつも見ていました。こんな北海道の外れで再開しようとは驚きです。



公園内を1.8kmほどゆっくり走って12分ほどでおしまいですが、全自動のような電車と異なり、すべて手動で動かしているので、予想外に楽しかったです。乗車料は500円です。

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