2013年12月15日日曜日

冬の北見峠

今季初のスキーは比布スキー場で滑りました。美幌からは車で2時間少々です。でも今回は雪が多くて3時間かかりました。比布では青空も少し見えています。スキー場はオープンしたばかりのためか、客は多くありません。一方、台湾の観光客らしい人たち数十人が、スキー場の下のほうで橇で楽しんでいました。

山頂辺りはさすがに風が強くて寒い。久しぶりのスキーなので、直ぐに大腿四頭筋が疲れてしまいます。4本、滑ったところで早々にお終いにしました。



スキー場の傍にある「遊湯ぴっぷ」というホテルに今夜は泊まります。なんと、ツイン1泊2食付で一人7800円と安い。しかも、ここの夕食は驚くほど美味しいのです。特に和食は味付けが薄めで、素材の美味しさが生かされています。料金からは考えられないレベルの高い和食です。下の写真は最初の一部の料理だけです。一方、日本酒はあまりに選択肢が少なかった。ここのシェフはお酒に興味がないようです。

夜は、しんしんと雪が降り続けました。
翌朝は、山の木も雪化粧。再びスキーです。

帰りは、自動車道の上川層雲峡ICから白滝ICまで積雪のため閉鎖との表示がありました。上川層雲峡ICまでは下の写真のように軽快に走ります。

ところが、層雲峡で一般道に降りたところで様子が怪しくなります。NAVIの指示するまま白滝ICへ通じる一般道へ入ると、だんだん積雪量が多くなり、2車線の道路が雪でかなり狭くなっています。道路だけでなく、回りも空もすべてが真っ白で、しかも激しく降る雪で前が良く見えません。道路がどちらに曲がっているのかでさえ直ぐには判断できません。ですから、NAVIの地図を最大に拡大して、これから道路がどちらに曲がっているのかを確認し、必死で車のタイヤの跡を探して運転していきます。今更、引返すことも難しい。たまにすれ違う対向車を見つけると、きっと向こうまでたどり着けるだろうと信じて突き進みます。路肩には、雪だまりにはまって動けなくなった自家用車やトラックが数台いました。最高地点の北見峠は標高857m。この時、積雪は1.5mくらい。峠を超えてクネクネと急な坂を下っていくと、かなり下ったところで大きな乗用車が頭から道路わきに落ちていました。丁度、車をクレーンで持ち上げているところでした。やっぱり、ホワイトアウトの時は怖い。ちょっとハンドルを誤ると命にかかわります。北海道ではNAVIの指示するままに運転するととんでもない道に入り込むことが良くありますが、今回もそうでした。普通に、道路マップを見て自分で考えてから道を選ぶべきでした。まあ、代わりの道もこれまた大変な道ではあるのですが・・・。

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