ついに今日は富良野スキー場へ来ました。
スキー場へ来る前に、富良野の近くにある十勝岳温泉へ立ち寄ることにしました。去年も十勝岳温泉へ来ましたが、やはり何度でも訪れたいところです。朝、6時に美幌を出発し4時間余りで十勝岳温泉の「凌雲閣」へ着きました。標高1200mのところにあるので、雪道に注意が必要です。凌雲閣の手前で除雪車が道路の雪を除雪していましたが、除雪の際の雪が道路中央に山のように残っていて、私が立ち往生していると、除雪車が私の前の道の雪を除雪しながら先導してくれました。本当に助かりました。
凌雲閣は経営が息子に代わったのか以前より綺麗になっていました。
残念ながら、空まで白いので写真では山の稜線がはっきりしませんが、ここの露天風呂から眺める十勝岳の景色は北海道一でしょう。男性の露天風呂の湯は丁度良い温度だったのですが、女性用の露天風呂は温度がとても低くかったようです。温泉だけが取り柄の宿なのに、管理がこれでは困りますね。
帰りの際も、除雪車が先導して道路の雪をどけてくれました。写真では解りにくいでしょうが、この坂は下りがかなり急です。除雪車も雪を道路の外に押し出す際に、雪の上に乗り上げていましたが、下手をすると山の斜面を転げ落ちてしまう危険性もありそうです。
十勝岳温泉から40kmくらいのところに富良野スキー場があります。富良野町の市街の直ぐ傍にどでかいスキー場があるのです。ここは山全体がスキー場となっていて、富良野プリンス側の「北の峰ゾーン」と新富良野プリンス側の「富良野ゾーン」に分かれています。今回、私は新富良野プリンスを利用しました。早速、ロープウェイとリフトをつかって山頂へ向かいます。さすがにロープウェイは早いし、寒くなくて良いですね。下の写真は山頂から下る中級コースの入り口です。ここは最高斜度34度で富良野のコースの中でも最も斜度のきつい場所の一つです。34°と聞くとためらってしまいますが、急な斜面はそんなに長くないので難しくありません。一方、並行する上級コースは29°の斜面ですが距離も長く非圧雪なのでこちらのほうが面白かったです。
途中から、スピースコースとザイラーコースに分かれます。初級、中級と区別されていますが、どちらもあまり変わりはないようです。だって、初級でも32度の斜度があるのですから。
山頂から麓まで4000mのコースです。初めて4000mもの距離を滑りましたが、正直、手先は冷たくなり、足は疲れ果ててしまい大変です。滑降1回目はまだ良いとして、2回目、3回目は途中で30秒くらいの休憩を入れて滑りました。確かにコースは広々としており、それなりの坂が長く続く楽しいスキー場ですが、私はむしろ林の中を抜けるような変化のあるコースのほうが好きで、糠平スキー場のほうが好きですね。下の写真はコースから見た富良野の町です。写真のほぼ真ん中あたりに小さく写っているのが新富良野プリンスホテルです。かなり大きなホテルです。
夜は、和食レストランで日本食を食べました。一番高いのを注文しましたが、ちょっとがっかり。料理より、「お茶」が一番おいしかった!
夜は、「歓寒村」という雪でできたアイスバーや、かまくらのある所へ行きました。ここで大きなタイヤに乗って雪の滑り台を一気に滑り降りました。これって病みつきになりそうなほど楽しかったです。
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