補助金の出る「新しい旅のスタイル」を利用して知床へ。「Go To トラベル」の時もそうですが宿代が高いほど補助金も増えるので高級宿から予約が殺到します。ホテル「きよさと」や阿寒の「鄙の座」はとっくに満室です。最も、大金をはたいてこんな所に泊まる勇気はありません。ただ、予約状況を調べてみただけです。
今回、知床の中では一番高級そうなホテル「北こぶし」にしました。ホテルのプランとしては中くらいのレベルですが・・。
2021年10月30日
尾岱沼は秋のシマエビ漁解禁の時期です。毎年必ず一度は食べに行くと決めています。いつも食事処「白帆」です。かしら付きのままの海老天がうまい。
尾岱沼には「ふれあいキャンプ場」があります。私が20歳の頃、自転車で北海道を3週間かけて回りましたが、この時、このキャンプ場にテントを張ったのです。当時、写真のような建物や整備された環境はなく、ただ草原が広がっているだけでした。私一人しかテントを張る人もいませんでした。すると一気に暗くなり土砂降りとなり、近くに雷の稲妻が繰り返し落ちました。私は雷がテントのポールに落ちないかとびくびくしていたのを覚えています。
尾岱沼から羅臼町を通って知床峠に向かいました。羅臼岳には雪が積もり始めていました。冠雪するとちょっと富士山ぽくてかっこいいです。
夕方、ホテル「北こぶし」に入りました。夕食はブフェ形式だから贅沢は望めませんが、ブフェにしては料理はどれも美味しかったです。本当ならビールを何杯も飲みたいところですが、最近、痛風と思われる症状を繰り返しているのでジョッキ1杯だけに我慢!ても、こんなに牛肉や魚を食べてたら尿酸値は上がりそう。
2021年10月31日
部屋には大きな窓がありウトロの漁港を見下ろせます。「漁港を見てどうするんじゃ」と言いたくもなりますが、大都会から来た人には風情があるのかもしれません。
ウトロから知床五湖に向かいます。すっかり落葉したダケカンバが北海道らしさを演出しています。
知床五湖の木道。木道はクネクネと曲がっています。結構歩かされます。
向こうに見える海は言うまでもなくオホーツク海。「日本海」に「日本」の名前が付いているように、「オホーツク海」はロシアのオホーツクの町に由来した名前が世界共通の呼び名。ロシアのオホーツクは美幌町より小さな町なのになんでこの名前が採用されたのだろう。きっと、昔、この辺りには他に町がなかったのでしょう。
木道の終点から眺める一湖と知床の山。一番左が硫黄山。この山も冠雪しています。
ところで冠雪って英語で何だろうと調べたら、"snowcap"や"capped snow"でした。なにか特有の単語があるのかなと思ったら、直訳そのまんまで味気ない。